【第4回介護のなかまカフェ 大盛況レポート】毎日の食事・栄養不安をラクにする秘訣とは?参加者が驚いた栄養補助食品の「食べやすさ・おいしさ・バリエーション」
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介護ポストセブンの読者組織「介護のなかま」に向けたイベント「介護のなかまカフェ」の第4回目が開催された。介護中のご家族やシニア世代に向けて「栄養」をテーマに、専門家によるセミナーや試食コーナーなど盛りだくさんの内容に会場は大盛況。盛り上がった当日の様子をレポートする。
好評につき第4回開催「参加者から喜びの声、続々」
秋の気配を感じる9月初旬、東京・千代田区の会場に抽選で当選した介護のなかま会員を招き、第4回「介護のなかまカフェ」が開催された。
今回のテーマは「シニア世代の栄養」。栄養補助食品『アイソカル』シリーズでおなじみのネスレ日本株式会社協賛による特別開催で、「セミナーパート」と「カフェパート」の2部構成。セミナーパートは、介護ポストセブンのYouTubeチャンネルで公開する動画撮影のためスタジオ収録。場所を変えてカフェパートでは、栄養補助食品や介護食の試食や、フリートークを実施した。
第1部/調査報告「88%が食事に不安を感じている」
セミナーパートは、3部構成で実施された。第1部は、介護ポストセブン・大橋拓哉編集長による「家族の食事と栄養に関する調査報告※」。アナウンサー・北村まあささんの司会進行で調査の内容を解説した。
※介護のなかま会員1855名を対象に行った「家族の食事と栄養に関する実態調査」のうち過去3年以内に65歳以上の親や家族の介護経験がある754名の回答を集計(ネスレ日本株式会社×介護マーケティング研究所by介護ポストセブン共同調査/2026年8月7日~17日)。
調査結果では、家族の食事や栄養について「心配に思っている」と回答した人がなんと88%に上ることが報告された。
具体的な心配事として、親や家族の「食べる量が少ない・減ってきた」「栄養が十分に摂れているか不安」「誤嚥(ごえん)や窒息が心配」といった、介護経験のある家族の切実な悩みが明らかになった。
このほか「メニューを考えたり、柔らかさを調整したりするのが大変」といった声も多く、介護食作りに負担を感じている実態が浮き彫りとなった。
「ご家族に栄養を摂ってもらいたいけれど、誤嚥も心配。その板挟みになっているかたも多い。また、毎日の食事の準備や食事介助が『介護者の大きな負担になっている』という声も多くありました」と、調査結果をふまえて大橋編集長が解説した。
「手作りの食事だけで完璧な栄養を目指そうとすると、介護する側もされる側も限界がきてしまいます。だからこそ、栄養を上手に補う工夫が大切になってきます」と大橋編集長は調査報告をしめくくった。
第2部/管理栄養士による「知っておきたいシニア世代の栄養」
第2部では、管理栄養士・認定在宅管理栄養士の吉田美代子さんが登壇。
介護中の家族に向け、シニア世代の気になる栄養について、データやイラストを交えてわかりやすく紹介。「低栄養」にならないために心がけたいことや、「栄養の摂り方」の工夫などについて解説した。
「『食べる量が減った』『元気がない』『食べこぼす・むせる』『痩せてきた』といった様子が見られたら、低栄養のサインかもしれません」と、吉田さん。
「低栄養とは、健康的に生きるために必要な栄養素、特に『エネルギー(単位:カロリー)』と『たんぱく質』が不足している状態のこと。
低栄養が続くと筋力が低下し、転倒や骨折のリスクが高まります。さらに、口の周りや喉の筋肉が落ちて、むせやすくなって誤嚥性肺炎を招く危険もあります」と栄養不足で陥る重大な問題に注意を促した。
「75歳以上の女性の場合、エネルギーは1450kcal、たんぱく質は50g必要になります。1日分の食事で摂取するとなると結構な量になるんですよ」と具体的な摂取量の目安をスライドで紹介。
「食べやすいようにと、“おかゆ”にすることは多いと思いますが、普段食べているご飯(120g)をおかゆにした場合、水分が加わるので約200gに増えます。しかし、同じ量を食べるのでは、エネルギーや栄養は減ってしまうんですよ。一生懸命食べても栄養を摂りきれないということになるんです」
そこで吉田さんが提案するのが普段の食事に「ちょい足し」や「ちょい食べ」する工夫だ。
「無理に食事の量を増やすのではなく、いつもの食事に栄養価の高いものを少し加えることを意識してみてください。缶詰やレトルト食品、惣菜などの市販品も上手に活用して、無理なく必要な栄養素を補っていきましょう」(吉田さん)
「市販の栄養補助食品は、少ない量で高カロリー、食事で摂りにくい栄養が含まれていて、食べやすさや飲み込みやすさへの配慮がされているので、活用することはおすすめです」と吉田さん。
「手作りにこだわらず、便利な市販品を活用しましょう」と話す吉田さんのやさしい解説に、励まされた参加者が多かった。
第3部「栄養補助食品」の選び方や賢い活用法
第3部では、ネスレ日本株式会社・小島由梨さんが登壇。栄養補助食品の特長や選び方のポイントについて解説した。
小島さんは、前述の共同調査で明らかになった介護者の代表的な食の悩み「食が細くなってきた」「食事介助に時間がかかる」「栄養が充分に摂れているか心配」「誤嚥や窒息が不安」を挙げながら、寄り添う商品として『アイソカル』シリーズの商品特長をわかりやすく紹介した。
少量で高カロリー「おかゆにすると丼一杯分も」
「食が細くなってきた」「食事介助に時間がかかる」という悩みに対処するには、「少量で効率よくカロリーを補給できること」がポイントとなる。
「飲料タイプの『アイソカル 100』は1本で200kcal、ゼリータイプの『アイソカル ゼリー ハイカロリー』は、1個150kcalです。
200kcalは、おかゆだと丼一杯分に相当します。食が細くなってきたかたにとって、たくさんの量を食べるのも大変ですし、介助するご家族も『もっと頑張って食べてほしい』と本人に無理をさせてしまうこともあるかもしれません。
『アイソカル』シリーズなら、少量でしっかりカロリーが補えるんです」
消費者庁の認定マークを目印に
「『栄養が摂れているか心配』という悩みには、『総合栄養食品』のマークがついた商品を選ぶのがポイントです」と小島さん。
「消費者庁が定める『特別用途食品』には、様々な区分があります。その中のひとつが『総合栄養食品』です。
食事で摂取したい栄養素をバランスよく配合している商品には、このマークが表示されています。カロリーやたんぱく質だけでなく、ビタミン、ミネラルなど多くの栄養がバランスよく含まれているため、通常の食事で充分な栄養を摂ることが困難なかたに適しています」(小島さん)
「誤嚥や窒息が不安」という不安を抱えているかたには、「えん下困難者用食品」のマークが目印になるという。こちらも消費者庁が定めるもので、飲み込みやすさなど多くの基準が設けられている。
会場では動画を投影しながらわかりやすい解説も。
「えん下困難者用食『アイソカル ゼリー ハイカロリー』は、つるんとした食感のゼリータイプで、飲み込みやすさにこだわって設計されています。
『アイソカル ゼリー ハイカロリー』と、えん下困難者用食品ではないゼリータイプの栄養補助食品を、同時にトレーの上に載せてみると、『アイソカル ゼリー ハイカロリー』はするりとなめらかに落ちていく様子がわかるかと思います。動画はイメージですが、非常に滑りのよい商品であることがわかると思います」(小島さん)
「食事は毎日のことなので、飽きずに召し上がっていただけるよう多彩なフレーバーを用意しています。ご本人だけでなく、食事を介助するご家族のかたにも、負担を軽減するアイテムとして、ぜひ取り入れていただきたいと思います」(小島さん)
シニア世代にとっても大切なテーマである“栄養”。介護者の栄養にまつわる悩みを調査した結果をふまえ、管理栄養士による栄養を摂ることの大切さや「低栄養」に陥らないための工夫が紹介された後、具体的な対策として、代表的な栄養補助食品の選び方や活用法を学ぶセミナーを、参加者たちはメモを取りながら、熱心に耳を傾けていた。
開催後アンケートでは、参加者から「低栄養について理解が深まった」「がんばって栄養のバランスの良い食事を毎度毎度作らなくても、もっと気楽にちょい足しやちょい食べなどで補えばよいと思い、心が少し軽くなりました」という声が寄せられた。
→セミナーは動画でご覧いただけます。
後半は参加者の交流の場「カフェコーナー」
イベント後半は、会場をカフェコーナーに移して、栄養補助食品などの試食をしながら、参加者同士の交流が実施された。
セミナーパートに引き続き、管理栄養士の吉田美代子さん、ネスレ日本株式会社の小島由梨さんほか、『アイソカル』シリーズの担当者が同席。参加者と親睦を深めた。
早速、セミナーパートで紹介されたネスレ日本株式会社の『アイソカル』シリーズの試食タイムに。
テーブルには、『アイソカル 100』、『アイソカル ゼリー ハイカロリー』全フレーバーに加え、同シリーズの介護食『アイソカル 高カロリーのやわらかいおかず・やわらかいごはん 白がゆ』が並べられた。
試食では、「おかわり!」の声も
「初めて食べるので楽しみです」「セミナーで学んだことを実際に試せるのはいいですね」と、参加者たちも期待に胸を膨らませている様子。
今回試食したのは、ゼリータイプ『アイソカル ゼリー ハイカロリー』チョコレート味・もも味(1カップ150kcal、たんぱく質3.0g配合)。
飲料タイプ『アイソカル 100』(200kcal、たんぱく質8g)。こちらは、カフェモカ味とポテトスープ味。
『アイソカル 高カロリーのやわらかいおかず』(カレー・肉じゃが・野菜のクリーム煮風)と『アイソカル 高カロリーのやわらかいごはん 白がゆ』の4タイプ、8種類。
それぞれを小さなカップに取り分けて提供すると、試食後には「もうちょっと食べたい」という声もあがるほど大好評。参加者たちはじっくり味わいながら、試食アンケートに回答していた。会場であがった声やアンケートの一部を紹介する。
『アイソカル ゼリー ハイカロリー』
「つるんとしてやわらかい食感で喉の通りもいいですね」
「チョコレート味はコーヒーのお供としておやつにぴったり」
「ももの香りがフルーティーですごくおいしい。もうちょっと食べたいかも」
「これ、凍らせて食べてもおいしそう!」
「器に盛り付けて提供したら親も喜ぶと思います」
『アイソカル 100』
「ポテトスープ味は、甘くなくて口当たりさっぱりしていておいしい。小腹が空いたときに飲みたいですね」
「冷やして小さな器に入れて冷製スープとして食卓に出したいかも」
「こんなに小さなパッケージにギュッと栄養が詰まっているんですね」
「カフェモカは濃厚な味わいで、満足感が高いですね」
『アイソカル 高カロリーのやわらかいおかず』(カレー・肉じゃが・野菜のクリーム煮風)、『やわらかいごはん 白がゆ』
「どのおかずもお肉や野菜の風味をしっかり感じられて満足感がありますね」
「カレーが1番好きでした。カレーパンの具のような感じで、好みの味わいです」
「ごはんはほんのり甘みを感じますね」
「お米の粒が残っていてほどよい」
試食コーナー全体を通して、
「全部おいしかった」
「市販の介護食がとても便利になっていて種類も多く、味の進化にも驚きました」
「セミナーで説明を聞いて、実際に試食して喉の通りやすさや食感、味について体感したことで、納得できました。周りの友人にもすすめたいと思いました」
「直接、企業の人から商品特長を聞けて理解が深まった」など、多くのコメントが寄せられた。
同じ悩みを共有するなかまとの温かい交流の場に
試食の後は、フリートーク。各テーブルを回る管理栄養士の吉田さんに、介護の悩みを打ち明ける参加者も多かった。
「長生きの高齢者はお肉をよく食べるとテレビで見たのですが…」という問いに吉田さんは、「お肉だけがクローズアップされますが、それだけ食べているわけではなく、やはり栄養バランスが大事ですね」と笑顔でコメント。
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「シニア世代の栄養」についてのセミナーに続いてのカフェパート。そして栄養について理解を深めた後の、試食コーナーやフリートークと、盛りだくさんの内容でお届けした第4回「介護のなかまカフェ」。
終了後には「役立つ情報を得られました」「栄養補助食品について理解が深まった」「同じ悩みを共有する」「食事や栄養に悩んでいる参加者が多く、共感しました」「一緒にがんばろう!という前向きな気持ちになれました」と参加者から喜びの声が続々と寄せられた。
今回ご応募、ご参加くださったかたをはじめ、介護ポストセブンをご愛読いただいている「介護のなかま」の皆さまに改めて感謝申し上げます。
編集部スタッフ一同、またお会いできる日を心より楽しみにしております。
【データ】
『アイソカル』シリーズ、詳しくは以下をチェック!
https://healthscienceshop.nestle.jp/blogs/isocal/index
撮影/五十嵐美弥 取材・文/松藤浩一
