靴底のすり減り方で体の歪みがわかる!改善法と正しい靴の選び方とは
靴底の減り以外にも、こんな症状がある人は注意が必要。
●片方の足で立つとフラフラする
裸足になり、片足で1分以上立ち続けてみる。フラフラして、足を着いてしまった人は、足アーチの崩れや下半身や体幹の筋力不足、バランス感覚が衰えている可能性がある。
●足を上げて歩けない
常に両足が地面に着いていないと体が不安定で、足を上げて歩けない人は、筋力不足など、歩行に必要な機能に問題を抱えている。
●寝ている間に足がつりやすい
疲労が蓄積していたり、アキレス腱が硬いなどの原因が考えられる。とくに扁平足の人は、足底腱膜が張っている状態なのでつりやすい。
●足の裏にタコや魚の目がある
足に合わない靴を履いていたり、外反母趾などで足が変形していたり、骨格が歪んでいると、足裏がすれてタコや魚の目ができてしまう。
※上記の症状がある場合も、上に挙げた【改善法】のストレッチなどを習慣に。症状が強い場合は専門医に相談を。
正しい靴の選び方!
「靴はかかとと甲で履く」と桑原さん。
スニーカーやパンプスなど、靴を選ぶ時はまず、かかとと甲に注目を。かかとをしっかりと支え、甲を覆う面積の大きい靴は安定感があり、歩くのに最適だ。以下のポイントに注意して、お店では必ず試着をしてから購入しよう。
●靴の中でも足が動くため、あまりきつすぎず、足指や爪を圧迫しないものを選ぼう。
●つま先に1~1.5cmくらいの余裕があると、つま先の圧迫や変形が防げる。
●履いてグラグラする靴は安定感に欠けるのでNG。靴底が硬く、靴と地面の接地面積が広いものを。
●靴の安定感はかかとと甲がポイント。甲を覆う面積が大きく、靴紐やベルトで調節できるものを。
●歩行時の足指の蹴り上げをサポートするために、足指の付け根部分はやわらかく、曲がるものを。
●インソールの土踏まず部分は、少し盛り上がっていて、自分のアーチとフィットするものがベスト。
●かかとからアキレス腱にかけての部分に厚みがあり、かかとにフィットしている。
●足に負担をかけたくないなら、ヒールの高さが4cm以下の靴がオススメだ。
※女性セブン2018年3月29日・4月5日号
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