暮らし
2020.06.24 06:00
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大地震が起きたら…避難生活で、正しい情報を見抜く「い・な・か・も・ち」とは
 また、SNSが役に立たないということではない。
「熊本地震のときは、インターネットが使えたので、SNSも役に立ちました。ただし、災害時、インターネット上ではさまざまな情報が錯綜します。デマや誤った情報も多いので、情報の出どころや内容について確認する作業が必要となります」
情報を見極める際は、
い…いつ出された?
な…何のための情報?
か…書いた人は誰?
も…元のネタ(根拠)は?
ち…違う情報と比べた?
と、“い・な・か・も・ち”に当てはめて確認するといいという。この5文字を並べ替えると“かちもない”になる。つまり、5項目中1つでも確認できない点がある情報は、信ぴょう性に欠けるので鵜呑みにしてはいけない。
災害時、偽の情報に惑わされないためにも、日頃から見極める力を養っておこう。
教えてくれた人
柳原志保さん/防災士。栄養士。東日本大震災と熊本地震を経験した二児の母。
イラスト/大窪史乃
※女性セブン2020年6月25日号
https://josei7.com/
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