【肩こり対策】指やテニスボールでぐりぐり&全身ストレッチ
親指を使い、少しずつ押す部分をずらしながら最も強く痛む部分を探す。痛い部分がわかったら、グリグリと激しく押さず、押し込むような感じで圧をかける。強さは痛気持ちいい程度で、1か所につき10~15秒、1日2回程度押して。
背中など手が届かない場所は、テニスボールなどの利用を。テニスボールを体と床の間に挟み、痛みの強い部分を探す。見つかったら、テニスボールに体重をのせる感じで、痛気持ちいい強さで体を押しながら、痛いところの周りにテニスボールをずらしてほぐす。
肩こりに隠れている全身のこりや痛みを解消するには、ストレッチが有効。伸ばす筋肉を意識して、朝と入浴後、または就寝前にストレッチを。いずれも息は止めずに行って。
首 その1
首の後ろのストレッチ。
【1】両手を頭の後ろで組む。
【2】背中を伸ばして、肩が上がらないように注意しながら腕の重みで頭を前に倒して10数える。3回行ったら力を抜いてリラックスする。
首 その2
首横のストレッチ。
【1】鏡を見ながら右腕を上げ、左の耳あたりに右手のひらがくるようにして、頭を右真横に倒す。
【2】顔は正面を向き、両肩が水平になっている状態のまま10数える。
【3】逆側も同様に各3回行ったら、力を抜いてリラックスする。
腕・肩
肩から腕にかけて伸ばす運動。
【1】背筋を伸ばして立ち、右腕を前方に真っ直ぐ伸ばす。
【2】左手で右腕を持ち、胸に引き寄せる。
【3】右腕を左の方にしっかり引っ張って伸ばして10数える。逆側も同様(各3回)。
肘
体の側面から肘にかけて伸ばす。
【1】鏡を見ながら背筋を伸ばし、頭を横から挟むように右手を曲げ、左手で右肘をつかむ。
【2】腰を曲げないように注意しながら右肘を左の方向に引き、上腕の後ろ側をしっかり伸ばし、10数える。逆側も同様に(各3回)。
下半身 その1
下半身をひねるストレッチ。
【1】体の左側が下になるよう横向きに寝て、左脚は真っ直ぐ伸ばし、右膝を曲げて内側に倒す。
【2】右膝を左手でしっかり押して床につける。
【3】ゆっくり息を吐きながら右手を後ろに倒し、首と肩を床につけて10数える。これを3セット行い、逆側も同様に。
下半身 その2
尻から太ももにかけてのストレッチ。
【1】仰向けになり両手で左膝を抱え込む。右膝は真っ直ぐ伸ばし、床から浮かないように注意しながら10数える。
【2】左手は床に伸ばし、右手で左膝を持ったまま右上に引き寄せる。右膝が浮かないように注意しながら10数える。
【1】【2】を3回繰り返し、逆側も同様に。
※女性セブン2017年11月23日号
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