【週刊脳トレ】注意力・言語能力・推理力を鍛える「入れ替え言葉」

「運転をする」「誰かと会話する」などというのは高度な知的作業のひとつです。しかし年齢とともに、これらの働きは落ちてくるもの。脳が元気でいるために「脳トレ」（認知症予防医・ひろかわクリニック院長の広川慶裕先生監修）をやってみましょう。ふだん使わない脳の一部に喝を入れられます。

　＊　＊　＊

　脳を一生懸命働かせているときは、脳への血流が増え、神経細胞間の情報伝達がスムーズになります。日常生活であまり使わない脳の機能を繰り返し使うことは、若々しい脳を保つために大切です。

　今回の脳トレは「入れ替え言葉」です。

　入れ替えた文字を並べ直し、正しい単語にするクイズです。脳の働きの中では「注意力」や「推理力」、「言語能力」が使われます。文字を入れ替えたことで、無意味な単語になっていますが、よく注意しながら推理して、あなたの知っている言葉を引き出してください。

　運動や食生活の見直しを心がけ、併せて脳トレをすれば、脳の活性化だけでなく認知症の前段階であるMCI（軽度認知障害）の、予防や改善に役立ちます。

「入れ替え言葉」に挑戦する