【老眼・白内障・緑内障・加齢黄斑変性】“加齢で増える目の病気”を防ぐ生活習慣 100才まで見える目を守る方法を医師が解説
加齢によって水晶体が白く濁る白内障は、60代で74.5%が発症するとされる。老眼同様“誰でもなりうる”目の病気だが、日本人の失明原因7位になっている。
初期には自覚症状がほとんどないが、手元や遠くが見えにくくなったり、色合いがわかりにくくなるようなら、白内障が疑われる。
はがきや封筒の宛名の字の大きさが揃わなかった、郵便番号の枠から数字がはみ出したといった人は要注意だという。
「郵便番号の枠は白地に赤で、白地に黒に比べて色の差が少ないため、白内障患者はちゃんと枠内に書いたつもりでもはみ出してしまうことが多いのです。視力低下の前に色の判別がおかしくなるケースが多く、飲食店などで自分のコートと色の違う他人のコートを間違えるようなことも起こり得ます」
白内障は水晶体へのダメージの蓄積が原因のひとつとなる。そのため避けたいのが痒い時に「目を擦る」行為だ。
「目を擦るのは、殴るのと同じくらいのダメージを与えます。瞼の上から目をマッサージするのも非常に危険な行為なのでやめてください。
また、紫外線によって大量に発生する活性酸素も水晶体に悪影響を及ぼすので、白昼の外出時にはUVカットのサングラスを着用することを意識しましょう」
食事も白内障に影響を与えるという。
「脂質過多の食事は、白内障の原因とひとつとなる酸化ストレスを引き起こすとされているので、脂質の多いジャンクフードは食べすぎないほうがいい。肥満で血流が悪くなり、目の神経細胞に酸素や栄養が十分に届かなくなると、緑内障になる可能性もあります」
100才まで見える!平松式メソッド【白内障編】
<兆候>
●はがきや封筒の宛名の字の大きさが揃わなかった。
●はがきや封筒の郵便番号が枠からはみ出した。
●飲食店で色の違う他人のコートと間違えた。
【メソッド1】痒い時に目を擦らない
手で目を擦るのは、目を殴るのと同じくらいのダメージがあり、ダメージが蓄積すれば白内障の発症・進行が早まる可能性がある。目が痒い時は目薬などを使う。
【メソッド2】瞼の上から目をマッサージしない
目が疲れた時に瞼の上から目を押すことを繰り返すと、刺激によるダメージで白内障の発症・進行が早まる可能性が。また、眼圧が上がって緑内障悪化の可能性も。
【メソッド3】白昼の外出はUVカットのサングラスを着用
白内障や加齢黄斑変性は紫外線によって大量に発生する活性酸素によるダメージも原因のひとつとされている。夏でなくても日差しの強い日はUVカットのサングラスを。
【メソッド4】脂質の多いジャンクフードを控える
ジャンクフードなど脂質の多い食事は、白内障の原因のひとつである酸化ストレスを引き起こすとされている。肥満で目への血流が悪くなれば緑内障になる可能性もある。
