高齢者の感染対策に気になる冬家電の選び方「加湿器はスチーム式か気化式を、空気清浄機はフィルターの精度が鍵」【家電のプロが解説】
田中さんおすすめのウイルス対策家電、加湿器、空気清浄機の2機種をご紹介する。※価格はすべて税込み表記。
【1】 スチーム式加湿器/お手入れがラクで安全面に配慮したポット型
■スチーム式加湿器EE-DE35・50/象印マホービン
「沸騰したお湯を65℃まで冷ましてから空気を加湿する、スチーム式加湿器。使い方はいたってシンプル。使う前はポットのような広口の容器に水を入れ、使い終わったらお湯を捨てて内部をさっと洗うだけで済みます。
一般的な加湿機と違ってフィルターがないので、”2週間に1回フィルターを取り外して洗浄する”といった面倒なお手入れは不要です。ポットを洗う感覚で洗浄できるクエン酸洗浄モードを搭載しています。
就寝時に便利な8時間加湿ができるほか、チャイルドロックやふた開閉ロック・転倒湯もれ防止機能など安全にも配慮しています」
【データ】
品名:スチーム式加湿器EE-DE35・50
メーカー:象印マホービン
価格:EE-DE35(加湿能力350ml/h):2万1780円、EE-DE50(加湿能力480ml/h):2万5080円
※いずれも公式オンラインストア価格。
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/life/humidifier/ee-de/
【2】空気清浄機/微細な粒子をシャットアウト、気になるニオイにも
■DustMagnet 5240i/ブルーエア
「ブルーエアの空気清浄機『DustMagnet(ダストマグネット) 5240i』は、一般的なHEPAフィルターより、さらに微細な粒子を取り除ける『HEPASilent(R)テクノロジー』を搭載。
有害物質をプレフィルターでマイナス帯電させ、静電気の力で強力に吸着することで、ウイルスの大きさに匹敵するとされる0.1μmまでの有害物質を99.97%除去(※1)する仕組みです。
基本的なお手入れは、約6~12か月に1回、フィルターを交換するだけの手間要らず。交換用フィルターは2枚で8800円です」
※1【試験機関】RISE Research Institute of SwedenAB(ボロース、スウェーデン)。【試験方法】欧州フィルター規格EN 1822-5:2009に基づくフィルター粒子捕集率試験【試験粒子】塩化カリウム【試験結果】0.1~1μmまでの微粒子を99.97%以上除去。※2フィルターの除去性能。部屋全体への除去性能とは異なります。
【データ】
品名:DustMagnet 5240i
メーカー:ブルーエア
価格:適用床面積~30m2(18畳):6万8200円
※公式オンラインストア価格。
https://store.blueair.jp/category/DUSTMAGNET/105921.html
感染症が流行するこれからの季節、加湿器&空気清浄機に要注目だ。
取材・文/桜田容子