節約&時短!2食材で作る小鍋レシピ「豚バラ×豆苗、肉団子×もやし」具はシンプルでも満足感あり!
「今日は何も作りたくな~い!」そんな日は、野菜1+たんぱく質1の2食材で作る“シンプル小鍋”がおすすめ。たった2食材だから手軽にできるのが魅力。料理研究家の高山かづえさんがレシピを考案してくれました。「2品の具材でも、コクを出す工夫で味わい深い鍋になりますよ」と高山さん。おすすめの素材をプラスアルファして、違った楽しみ方も紹介。一人分でも手軽に満足感たっぷりの小鍋が完成しますよ。
教えてくれた人
料理研究家 高山かづえさん(※高は「はしごだか」ですが、本記事では「高山」さんと表記します))
おいしく華やかな仕上がりのレシピが人気。著書に『レンジでかんたん、体ととのう スープの冷凍ストック&アレンジ』(マイナビ出版)など。
※材料はすべて多めの1人分です。鍋の内径は約15cmを想定しています。※鍋の種類により、油が使えないものがあります。食材を焼き付ける場合、事前にフライパンで焼き付けてから鍋に加えてください。
※調味料等は食材数に含まれません。
たぬき鍋
春菊と豚肉の2食材に揚げ玉インでコク旨!
<作り方>
【1】春菊1/2束(100g)は葉をつみ、茎は4cm長さの斜め切りにする。
【2】鍋にめんつゆ(2倍濃縮)大さじ4、水1と1/4カップを合わせて中火にかける。煮立ったら、豚こま切れ肉100gを加え、ほぐしながら2分煮る。アクが出たらすくう。
【3】【1】と揚げ玉大さじ4を加えてさっと煮たら、七味唐辛子適量を振る。
<プラスα鍋>
揚げ玉の代わりに市販の天ぷらを加えれば、鍋焼き風鍋にバージョンアップ。
<シメ>カレー&うどん&卵でアレンジ!
残った鍋に冷凍うどん1/2玉(100g)を入れ、ふたをして中火で1分煮る。カレー粉小さじ1/2を加えて混ぜ、卵1個を割り入れ、ふたをしてさっと煮込み、斜め切りの万能ねぎ1本分を散らす。
肉巻き豆苗のピリ辛鍋
豚バラで豆苗をくるりと巻いて食べやすく
<作り方>
【1】豆苗1パック(100g)は根元を落として半分に切り12等分にする。
【2】しゃぶしゃぶ用豚バラ肉12枚(120g)で【1】を巻き、塩小さじ1/4を振る。
【3】鍋にサラダ油小さじ1とみじん切りにしたにんにく1/2片、桜えび大さじ1を入れて中火で熱し、香りが立ったら鶏がらスープの素(顆粒)小さじ2、水1と1/4カップを加える。
【4】煮立ったら【2】を加え、火が通るまで2分ほど煮る。ラー油小さじ1~2を回しかけ、酢・粗びき黒こしょう適量を混ぜたたれにつけながらいただく。
<プラスα鍋>
ざく切りにしたトマトで酸味をプラスすると、さっぱりした味わいの鍋に。
ふわふわつくねと旨だしごぼう鍋
炒めごぼうの香ばしさと旨み広がる
<作り方>
【1】ごぼう1/2本(70g)はピーラーで10cm長さのリボン状にけずり、水にさらして水気を切る。
【2】ポリ袋に鶏ももひき肉100gとおろししょうが・片栗粉各小さじ1、塩小さじ1/4、水気を切った木綿豆腐1/4丁(75g)を入れて袋の上からよくもみ混ぜる。
【3】鍋にサラダ油大さじ1を中火で熱して【1】を少し茶色くなるまで4分ほど炒め、キッチンペーパーに取り出す。
【4】そのまま鍋に酒・しょうゆ各大さじ1、砂糖小さじ1、水1と1/4カップを加えて、煮立ったら【2】の袋の端を3cmほど切り、1/4量ずつしぼり入れ、ふたをして5分ほど煮る。【3】のごぼうを戻し入れてさっと煮たら、粗びき黒こしょう小さじ1/2を振る。
<プラスα鍋>
すりおろした大和いもをスプーンですくって落とし入れ、少し煮てからつくねに絡めて食べると、よりふんわり。