小柳ルミ子さん、夫婦漫才(ハート)さゆりさん”いつもご機嫌な人”が実践する小さなポジティブ習慣
いくつになっても若々しく舌鋒も衰えない歌手で女優の小柳ルミ子(71才)は、趣味の「サッカー観戦」と「ブログ更新」で機嫌のよさをキープする。
「サッカーに出合って私の人生は彩り豊かなものになりました。サッカーは筋書きのない最高の人間ドラマで、学ぶ楽しさを感じることができます。また、ブログは子供の頃から書くことが大好きだった私が、自分自身を自由に表現できるかけがえのない場。やりがいがあり、まだまだ向上したいと日々研究することが、ポジティブ思考につながっているのかもしれません」
篠原さんも「書くこと」が上機嫌につながると言う。
「誰かに感謝することやポジティブな出来事を3つ以上書き留めると、よいことに焦点を当てる習慣が育ちます。前向きな言葉や文章を繰り返し自分に言い聞かせることや、インスピレーションを受ける本や明るいニュースを積極的に探すこと、ポジティブな人々と交流することでも脳が前向きになります」
ちょっとした目標設定や気づきによっても前向きになれると篠原さんが続ける。
「“今日は3ページだけ本を読む”など小さな目標を設定して、それを成し遂げると達成感が得られます。また自分の考えや感情を認識し、それを受け入れることは自己の理解を深め、ネガティブな思考や感情を乗り越える手助けとなります。
反対にネガティブなことが起こったときに原因を探すのは避けましょう。悩みにつながる要因は複雑に絡み合っていることがほとんどで無駄骨に終わりやすい。原因探しをやめて、何が解決に役立つかを考える方が効率的で前向きになれます」
ポジティブになるとこんなにメリットがある!
●ストレスの軽減/ポジティブな考え方はストレスを軽減させ、自律神経系の乱れを改善する可能性がある。
●精神疾患の予防/うつ症状や不安障害のリスクが減る。
●免疫機能の強化/一部の研究によると、ポジティブな感情は免疫機能を強化する可能性が示唆されている。
●健康寿命の延長/より長く健康的な生活を送ることができる可能性が高まる。
●人間関係の向上/他者とのコミュニケーション能力を向上させる。
●問題解決能力の向上/クリエーティブな思考や柔軟性が高まり、新しいアイディアや解決策を見つける助けとなる。
●心の回復力の向上/困難な状況、逆境に対しても回復が早い。
●生活の質の向上/生活全般における満足度や幸福感を高めることができる。
●モチベーションの増加/目標に対するモチベーションを増加させ、現実に向けた努力をサポートする。
●学習能力の向上/学習の効率や集中力を高めることができる。
撮影/本誌写真部
※女性セブン2023年9月21日号
https://josei7.com/
●安藤なつさんのポジティブ介護術「介護は人間観察、人に寄り添う面白い仕事です」