目からウロコ!洗濯物を速く乾かす干し方の鉄則16選「じゃばら干しで約80分も短縮」
梅雨や花粉、急な豪雨などの影響や浴室に乾燥機能が付いている住宅も多くなり、洗濯物を部屋で干す人が増えている。しかし、「部屋干し」は乾きにくい、生乾きのようなイヤなニオイが衣服に残るなどマイナスイメージを持つ人も多いのでは。そんな悩みを専門家が一発解決!「室内でもきちんと乾く干し方」や「浴室乾燥機」の賢い使い方を紹介する。
梅雨シーズンに知っておきたい!洗濯物が効率的に乾く干し方
洗濯物は、干し方ひとつで乾き時間に大きく差が出てしまう。離して干し、“風の通り道”を作るだけでも、乾きやすくなることを覚えておいて。
※コメントは毎田祥子さん=(毎)、花王・小川直哉さん=(花)、P&Gジャパン・大関佐和子さん=(P)、ライオン・大貫和泉さん=(ラ)
【鉄則1】バスタオルなどの大物はずらし干しで効率よく!
シーツやタオルケットなどは、極力、重なり部分を少なくすることが大切。「タオルもずらして干すようにするだけで、約35分も乾燥時間に差が! できるだけ風にあたるように心がけて」(ラ)。
【鉄則2】洗濯物の干し方を変えると乾く時間に差が出る!
「角ハンガーを使って洗濯物を早く乾かすなら、外側に長め、中心にくるほど丈が短くなるアーチ干しがオススメ。下部に風が通るため、ランダムに干すよりも、約30分早く乾くという結果に」(ラ)
【鉄則3】バスタオルでの囲み干しはNG
バスタオルで小物衣類を囲うように干すと、風が通りにくく、乾くまでに時間がかかる。「じゃばら状にして左右の外側に干すと、囲み干しより約80分も早く乾くという結果が出ています」(ラ)。やむなく囲むなら、薄手のハンカチ程度に。
【鉄則4】アイテム別の干し方で乾く時間を短縮
ポイントは、“布の重なりを減らす”こと。「シャツの襟は立て、厚手のジーンズやスカートは筒状にしてポケットは外側に出して」(花)。「パーカは複数のハンガーを使って、布を重ねず、風を通す工夫を」(毎)。
【鉄則5】幅厚のハンガーを使うと風が通りやすく早く乾く!
<おすすめ速乾アイテム>幅厚のハンガー
「厚みのあるハンガーを使えば、布と布の間に空間ができ、空気が通って乾きやすくなります。室内は飛ぶ心配がないので、シャツは前身頃のボタンを外して空気を流れやすくして」(ラ)