靴底の減りで見える体の不調 重心をのせて歩く「新保式ウォーキング」で腰痛 肩こり 頭痛を解消
その具体的方法は、「新保式ボールウォーキング」のポイントにある。
「まず、足裏のかかとの少し前にある“バランスポイント”に重心をのせて立ちます。すると自然と体が一直線になり、楽に深呼吸でき、体が安定します。次に、上の左写真のようにバランスポイントに重心をのせ、前脚のひざと後ろ脚の足首、脚の付け根(鼠径部(そけいぶ))を伸ばすよう意識した歩き方を1日300歩、反復練習しましょう。これで体と足首の歪みが改善されて代謝が上がり、不調が徐々に解消されます」
重心をのせる位置は、かかとの少し前のバランスポイント!
バランスポイントは、足裏のかかとの少し前で、内くるぶしと外くるぶしを結ぶラインの中央だ。
【ポイントまとめ】
1:バランスポイントにのる
2:前脚のひざを伸ばす
3:後ろ脚の足首を伸ばす
4:鼠径部を伸ばす
足底が正常な減り方になるよう、今日から新保式ボールウォーキングを始めてみよう。
教えてくれた人
新保泰秀さん /「南青山『足から治療院』クレアーレ」院長
柔道整復師、フットマスター。「健康は足から」をコンセプトに正しい歩き方を追求している。著書に『図解 靴底の減り方でわかるカラダ診断』(主婦の友社)など。
取材・文/北武司
※女性セブン2023年6月29日号
https://josei7.com/