的場浩司さん「激しい頭痛やめまい、10年続いた苦痛は”気象病”」克服のマイルールを明かす
雨が降ると古傷が痛む、台風が近づくと頭痛が起こる、晴れてもだるい…こうした天気の影響で体調を崩す人は多くいる。「立ち上がれない」「嘔吐する」「痛み止めが効かない」など、かつては重度の気象病に悩んできた“地獄”の日々から無事脱出した有名人も多い。なぜそれができたのか、貴重な体験談を的場浩司さん(54)とノッチの嫁・佐藤友美さん(48)に聞きました。
的場浩司さん「10年続いた苦痛が整体で一撃」
「撮影現場で突然目の前が真っ白になり、立ち上がれなくなったんです。病院へ運ばれたけど、検査しても異常なし。当時は気象病という名前もないし、自分でも訳がわからなかったですね」
的場が最初にその症状を自覚したのは30才を過ぎた頃。『利家とまつ』(NHK)や『京都迷宮案内』(テレビ朝日系)など、人気ドラマの出演が相次ぎ、多忙を極めていた時期だった。過労によるもの…と静観していたが、40才を超えると再びその症状が現れるようになった。
「ちょうどいまくらいの時期、春から梅雨前の1~2週間、激しい頭痛と、頭を掴まれてグリングリン回されているような感じのめまいに襲われるようになりました。仕事どころじゃないし、立ち上がれない状態。それが10年以上続き、本当に地獄でしたね」(的場・以下同)
その苦痛が劇的に改善したきっかけは、整体だったという。
「いい先生に巡り会えて運がよかったんだと思いますが、自律神経を整える施術がバチッとハマったんですよ。行きはフラフラなのに、帰りはちゃんと歩いて帰れる。それから自分でも自律神経を整えるような生活を心がけています」
たとえば…朝食には整腸作用があるヨーグルトを必ず食べる。夜間は間接照明にして副交感神経を優位にする。『ヤクルト1000』を飲むなど、自律神経によいといわれるものはできるだけ取り入れているという。
「さらにプラスするとすれば、メンタルの部分ですかね。やることはやったんだから“大丈夫!”と信じることですね。それと相反するようだけど“あれば安心”という薬も携帯しています。どのみちポジティブに過ごすことが大事だと思いますね。押忍!」
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