人気漫画家・崎田ミナさんが描く「腸ほぐし」のやり方 お腹すっきり&冷えをリセット
春が近づいてだんだんと寒さも和らいできているとはいえ、1年中冷えに悩む女性は多いのでは。お腹の冷えを改善すると、ぽっこりお腹や便秘も改善するとか。そこで、効果テキメンのセルフマッサージをまとめた著書『ひとりほぐし』が累計62万部の大ヒット中の崎田ミナさんに、お腹の「冷え」を解消するひとりマッサージを教えてもらいました。
コロンハイドロセラピスト、看護師の齊藤早苗さんが監修するセルフマッサージ法を、崎田さんが描き下ろしマンガで解説。刺激する場所や力加減がマンガで一目瞭然。冷えたらいつでもやってみて。
→足の冷え&むくみ解消マッサージを漫画で解説「風呂上がりに実践したらぐっすり安眠」
“腸ほぐし”で温めてお腹がスッキリ
早速、腸内洗浄の専門家・齊藤早苗さんのメソッド“腸ほぐし”で冷えを解消。
「腸をもみほぐすとお腹の血流が促進されてポカポカに。1週間続けると腸の動きが高まり、便秘やポッコリお腹の人にも効果的!」(崎田さん)。
※お腹に痛みがあるときや、婦人科系の疾患、妊娠中、月経中、下痢のときはマッサージを控えてください。
腸全体をゆらしてポカポカに!
お腹のマッサージは仰向けになり、膝を立てた状態で行います。
【1】時計回りにマッサージ
両手を重ねてのせ、(1)はへその周りを小さく、(2)は肋骨の下から大きく、時計回りにゆっくり円を描く。【各5回】
【2】上から下へなで下ろす
右の肋骨のすぐ下に両手を重ね、そけい部に向かって上から下へと、ゆっくりなで下ろす。【(1)~(3)を各3回】
【3】グッと引き上げるようになで上げる
右のそけい部の上を両手でグッと押さえながら、引き上げるように肋骨の下まで強めになで上げる。【(1)~(3)を各3回】
下腹部ほぐしでポッコリお腹&便秘を改善
【4】時計回りにゆっくりと
両手を重ねて下腹部を覆い、時計回りにゆっくり温めるように回す。【10回】
【5】そけい部の内側をなで下ろす
そけい部よりやや内側を上から下に向かってやさしくゆっくりなで下ろす。【10回】
【6】重力を利用して腸をすくい上げるようになで上げる
軽く腰を上げながら下から上に向かって、肋骨の下まですくい上げるようにやや強めになで上げる。【5回】
【編集部でやってみた!】
即効性にビックリ!便秘解消にも効果的。
グイッと腸をつかんで奥まで刺激できた。驚いたのは即効性。お腹の内側からじわじわ温まり、続けたらポッコリお腹も解消しそう! 頑固な便秘の人にオススメ。(ライターK)
教えてくれた人
崎田ミナさん/イラストレーター、漫画家。武蔵野美術大学短期大学部卒業。ヨガやストレッチをイラストで解説する著書が人気で、昨年出版した『自分の手でときほぐす! ひとりほぐし』(日経BP)もベストセラーに。
監修:齊藤早苗さん/コロンハイドロセラピスト、看護師。『対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座』で腸内洗浄の施術と腸のヘルスケア指導を専門に行う。著書に『タイプ別 美女になる腸トレ』(小学館)など。
イラスト/崎田ミナ 取材・文/岸綾香
※女性セブン2022年2月17・24日号
https://josei7.com/