1日の疲れをストレッチでリセット 体を前に曲げる前に「二の腕」をほぐしてみよう!
「最近体が硬くなったな。と思ったらそれは運動不足により関節の可動域が狭くなってしまったのが原因」と教えてくれたのは、ヨガ講師の鈴木伸枝さん。それならと硬い所を無理に伸ばすのはけがの原因になる。鈴木さんは、「体の硬いところと“関連した部位”を刺激すれば体は柔らかくなる」という。体が硬く、四十肩に悩むライターと一緒に効果を実感してみよう!
※ストレッチは、リラックスできる安定した姿勢で、呼吸を止めずに行うこと。
※筋肉を意識しながら、反動をつけずにじんわりと伸ばし、20~30秒静止するのがおすすめ。
体を前に曲げる前に二の腕を刺激
ひじ関節より7cmほど上の、二の腕の内側を親指で、痛気持ちいいくらいの強さで10秒×2回押す。左右の腕で行う。
ストレッチ前の刺激ポイント
二の腕の内側と太ももが連動。
カチカチライターが挑戦!
ストレッチをする前に舌や指を刺激するだけで、本当に体は柔らかくなるのか? 幼い頃から体が硬く、四十肩に悩む48才ライターが実践。
【before】
太ももの裏の筋肉が震え、もう少しのところで足の指に手がつかない。ひざ裏も痛くて、思わず息が止まる。
【After】
足に手がついた!
二の腕の内側を強めにグリグリと押したら、簡単に足先がつかめた。ひざ裏の筋もさっきより痛くない!
教えてくれた人
ヨガ講師・鈴木伸枝さん
体育大学を卒業後、パフォーマーとしてテレビやイベントなどに出演。心身の不調からヨガを学ぶようになり、現在は講師としても活躍。1000名以上のインストラクターを指導する。講演会やオンラインレッスンの人気も高く、平日の朝に自身のインスタグラム(@nobue.style)でヨガレッスンをライブ配信中。
撮影/楠聖子 取材・文/前川亜紀
※女性セブン2022年1月1日号
https://josei7.com/
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