旬の”れんこん”で挟んでおいしい!グルテンフリーなバーガー、ハムチーズ天ぷらほかレシピ6選
秋から冬にかけて旬のれんこんは、サクサクとした食感が魅力ですよね。はさみ揚げに代表されるように、違った食感の食材サンドをすることで、さらに美味しさがアップします。そこで、ひと口で色んな食感が楽しめる『れんこんサンド』6品のレシピを、人気料理研究家の重信初江さんと堤人美さんに教えてもらいました。バーガーや蒸し料理など、さまざまな組み合わせで歯ごたえを楽しんでみて!
※記載のあるもの以外、れんこんは皮をむいて調理しています。
※材料は記載があるもの以外2人分です。
※電子レンジは600Wを使用しています。
れんこんバーガー
大きめれんこんを使ってボリューミーに。
<作り方>
【1】れんこん大1節(250g)は1.5cm幅の輪切り4枚にする。残ったれんこん50gほどを粗みじん切りにする。
【2】ボウルに合いびき肉200gと粗みじんにしたれんこん、パン粉大さじ2、塩小さじ1/4、こしょう少量を入れてよく混ぜる。2等分にし、丸く平たい形に成形する。
【3】フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、【2】と輪切りのれんこんを並べ、蓋をして中火で3~4分焼く。裏返して3~4分焼く。
【4】れんこんはキッチンペーパーなどで油を切ってから、皿に1枚置き、グリーンリーフ1/2枚、【3】のハンバーグを重ねる。ケチャップ・マスタード各適量を塗って、スライスした紫玉ねぎ適量とれんこんを1枚のせる。同様にもう1個作る。
ぶりサンド柚子ドレ
柚子の香りと酸味でさっぱり食べられる。
<作り方>
【1】柚子1/2個は皮を4~5cmむいてみじん切りにする。残りは汁を搾り、オリーブオイル大さじ1、酢大さじ1/2、しょうゆ小さじ1、砂糖・塩各小さじ1/4と混ぜておく。
【2】れんこん中1節(200g)は5mm幅の輪切りにする。熱湯で1分ほどゆで、冷水に取り水気を切る。
【3】れんこんでぶりの刺身8切れを挟み、ベビーリーフ適量を盛った器に並べ、【1】をかける。
ハムチーズ天ぷら
チーズやのりで風味豊かに!
<作り方>
【1】れんこん大1節(250g)は7~8mm厚さ8枚に切り、片面に薄く天ぷら粉をまぶす。
【2】スライスチーズ2枚は半分に折り、半分に切る。ハム1枚にチーズをのせて半分に折ったものを4つ作る。
【3】【1】の粉のついた面を内側にして【2】を挟み、1cm幅に切ったのり適量で巻く。巻き終わりは水をつけて止める。天ぷら粉・水各1/2カップ、黒ごま大さじ1を混ぜた衣をつける。
【4】鍋で揚げ油適量を中温に熱し、【3】を揚げる。2分ほどで裏返し、1分ほど揚げる。
薄切りれんこんのフライパン蒸し
フライパンごとサーブすればごちそう感も満点!
<作り方>
【1】れんこん大1節(300g)は薄切りにする。
【2】ボウルに豚こま切れ肉200gと粉チーズ大さじ2、ちぎった大葉10枚、塩・こしょう各少量を入れて混ぜる。
【3】れんこんの1/2量をフライパンに敷き詰め、【2】を重ねる。上に残りのれんこんをまんべんなくのせ、酒大さじ2、水1/4カップ、しょうゆ・オリーブオイル各小さじ2を順に振る。蓋をして強めの中火で蒸し、蒸気が出たら弱めの中火にして8分ほど蒸す。
合いびき肉のサクサクフライ
肉を包むサクッと感がたまらない。
<作り方>
【1】れんこん大1/2節(150g)は5mmの薄切り8枚にする。玉ねぎ1/4個はみじん切りにする。
【2】ボウルに合いびき肉150gと玉ねぎ、パン粉1/4カップ、卵1個、塩小さじ1/3、こしょう適量を入れて混ぜ、4等分にして丸める。
【3】小麦粉適量をまぶしたれんこん2枚で、【2】をぎゅっと挟み、小麦粉・溶き卵・パン粉各適量を順につける。
【4】フライパンに揚げ油適量を170℃に熱し、【3】を入れて6~7分ほど返しながら揚げる。器に盛り、3cm長さに切った水菜適量を添える。好みでウースターソースと辛子をつけて食べる。
えびサンドのとろりあん
絡めたあんとの食感ハーモニー。
<作り方>
【1】れんこん中1節(200g)は7mm幅の輪切り12枚にする。
【2】えび150gは殻と背わたを除き、塩水で洗って水気をふいてから包丁で細かくたたく。ボウルにえびとしょうがのすりおろし1片分、片栗粉・酒各大さじ1、しょうゆ小さじ1、玉ねぎのみじん切り1/4個分を入れよく混ぜ、6等分にする。
【3】れんこんに小麦粉適量をまぶし、2枚のれんこんで【2】をぎゅっと挟む。
【4】鍋にだし1 1/2カップ、酒・みりん各大さじ1、しょうゆ小さじ2を煮立たせ、【3】を加えて中火で10分ほど煮る。
【5】器に【4】のれんこんを盛る。【4】のだし汁に片栗粉大さじ1/2と水大さじ1を混ぜて加えてあんを作り、かける。
教えてくれた人
料理研究家 重信初江さん
昔ながらの家庭料理から簡単レシピ、海外の味まで幅広いレシピを提案。著書に『これがほんとの作りおきのきほん』(成美堂出版)など。
料理研究家 堤人美さん
身近な食材にひと工夫を加えたセンスのよいレシピが幅広い世代に人気。著書に『野菜がおいしい ひと鍋パスタ』(新星出版社)など。
撮影/キッチンミノル、広瀬貴子
※女性セブン2021年11月4日号
https://josei7.com/
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