猫背解消&美姿勢になる「10秒ポーズ」のやり方 ズボラでも続けられる体づくり
長引くコロナ禍、運動した方がいいとは思うけど、面倒くさい――そんなアナタにぴったりの「たった10秒、体の動きを止めるだけ」という健康法がある。ウエストの引き締め、血行改善、さらには筋肉の活性化などメリットはたくさんだ。
数多くある「10秒ポーズ」の中から、オススメのポーズをご紹介する。10秒なら、ズボラな人でもすぐできる&続けられるはず!女性セブンの人気記者“オバ記者”と一緒に挑戦しましょう。“コロナ禍に負けない体づくり”を始めよう!!
猫背解消、美姿勢をつくる基本ポーズ
●【背中にきく】ヘソビームポーズ
高めのいすに浅く座る。あごを引いて前を見て、頭を高く保ち、足の裏を床につける。ヘソからビーム(光線)を出すようなイメージで骨盤を起こし、10秒数える。
<これなら続けられる!応用編>ご飯の最初と最後に
「食事の『いただきます』と『ごちそうさまでした』のタイミングで行って、1日6回を目指しましょう」
“濃密な10秒”にするための5つの手順
「無理のない回数から始めましょう。10秒数えていれば、呼吸は吸っても吐いてもOK。きつければ、最初は10秒数え終わる前にやめても構いません」(理学療法士・福田裕子さん・以下同)
【1】よく見る
「お手本(本記事内容)をよく見て、自分の体のどこがどうなるかをイメージすることが大切です」
【2】感じる
「『正しくやる』ことより、感じること、探ることが大事。気持ちがいい部分に意識を向けてみて」
【3】構える
「『よく見る』で確認したとおりに構えます。最初は力を込める前に、鏡を使って姿勢を確かめるのがおすすめです」
【4】力を込める
「お腹を引き締めたいならお腹に注意を向けるなど、狙ったところに意識を向けて力を込めましょう」
【5】脱力
「10秒力を込めた後、脱力します。力の抜けたときの気持ちよさを楽しんで味わってください」
『一生歩ける体をつくる10秒ポーズ健康法』(サンマーク出版)
「『10秒ポーズ健康法』でパーキンソン病のかたが回復に向かったケースもあるんです。10秒なら体の動きを止めることができる、体への注意が持続できる、嫌にならない、できる気がする、それが10秒ポーズです」
教えてくれた人
■理学療法士・福田裕子さん
理学療法士歴30年。京都大学医療技術短期大学部理学療法学科卒。オンライン健康増進プログラム『Moff(モフ)』で10秒ポーズクラスを担当(有料)。YouTubeチャンネル『ゆうこりんの10秒ポーズカレッジ』配信中。https://www.youtube.com/channel/UC_PZY_-kstSdQwCb2T2RwlA
■今回挑戦したのは…
“オバ記者”こと野原広子さん
本誌で人気エッセイを連載中の名物記者。ありとあらゆるダイエット企画や空中ブランコ、富士登山などの体験取材を数多くこなす歴43年の大ベテラン。
撮影/横田紋子 取材・文/田名部知子
※女性セブン2021年9月23日
https://josei7.com/
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