少ない動作と短い時間で静かに掃除ができる モップ掃除用品をレンタルする魅力
モップで手軽に掃除して、モップについたゴミやほこりは専用クリーナーで吸い取る、ダスキンの新しい商品『MuKu』シリーズ。掃除機でもペーパーモップでもない、ダスキンならではの商品の魅力とはどんなものなのだろうか。
忙しい人向き!少ない動作と短時間で掃除が完了
『MuKu』シリーズは、フロアモップハンドル(モップの持ち手の部分)とモップケースを購入し、モップクリーナー(集めたゴミやモップについたほこりを吸引するもの)とモップ部分をレンタルする形の商品だ。
ダスキンでは、一般家庭にもモップや清掃用品のレンタルや販売を行っている。その過程で、2016~2018年頃に新商品開発の準備として訪問調査を行い、掃除の悩みなどについて聞き取りを行った。その中で明らかになったのは、掃除にかける時間が5分の人でも30分の人でも、掃除を始める前の「やらなきゃ…」という負担感は同じだということ。そして、炊事などとくらべると後回しにしがちな家事だということだった。
そこで、家事や育児などに追われてとにかく忙しいという人に向けて、少ない動作と短い時間で掃除が完了できる製品を作ろうということになった。
「『掃除しなきゃ』でもなく、『さあ、掃除するぞ』でもなく、思いついたとき、気づいたときにフラットな気持ちで掃除をしてほしいという思いでMuKuを開発しました」と商品・サービス開発部の金子利之さんは話す。
モップは掃除機とは違って音がしないため、昼寝や寝かしつけが必要な小さな子供を育てている家庭でも重宝する。「気がついたときに掃除する」アイテムとしてはピッタリだろう。
ストレスなくモップをクリーニング
そして、その掃除したモップをきれいにするのが、ゴミを吸い取る「モップクリーナー」の役割だ。同社には、スタイルクリーナーというノズルつきのものがすでにあるが、MuKuの「モップクリーナー」は、ゴミの吸込口の両端にスイッチがあり、モップ本体を近づけて立ったままボタンを押すことができるという点だ。これによって、電源ボタンを押すために、かがむという動作がなくなった。
「ボタンからモップを離すと1秒後に自動的に運転が止まります。モップが離れても長い時間吸い込む方が効率的かと思い、開発時は5秒、4秒、3秒、2秒、1.5秒などで実験をくり返しましたが、『掃除が終わった』のに何秒もクリーナーが運転しているとストレスになることがわかり、1秒に設定しました」(金子さん)。
静音にも気を配り、運転音はスタイルクリーナーより3デシベル下げ、掃除機の弱モードくらいの音量に抑えている。モップ部分は4週間ごとにきれいなモップが届くので、自分で買い足す手間も不要。ダスキンは長年、訪問販売や定期的な掃除用具の交換でユーザーとの信頼関係を直接築き上げてきた。その声を拾い上げると同時に、使い方のコツや工夫をじかに伝えることができるのが強みだという。時節柄、対面での交換が不安という人には郵送での対応も可能となっている。
【データ】
『MuKu』初回料金合計5973円(フロアモップハンドル、モップケース購入価格とフロアモップ、モップクリーナーレンタル料金の合計)、4週間レンタル料金合計1353円。電話:0120-100-100
※女性セブン2021年6月10日号
https://josei7.com/
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