皇室が迎えた“コロナ禍の謹賀新年” ご一家それぞれ分かれての写真撮影は初めて
多くの人々が皇居に詰めかける恒例の『新年一般参賀』は、長引くコロナ禍の影響により中止に。その代わりに天皇陛下から国民に向けた6分45秒にわたる新年ビデオメッセージが寄せられた。
大半はコロナ禍に苦しむ国民へのお気持ちを述べられていたが、最後には「即位以来、私たちは、皆さんと広く接することを願ってきました。新型コロナウイルス感染症が収まり、再び皆さんと直接お会いできる日を心待ちにしています」と、なかなか会うことのできない国民と接する機会が増えることを切望された。
1月1日 天皇ご一家新年用お写真
1月1日 新年ビデオメッセージ
天皇陛下は、懸命に医療現場で働く医療従事者に対し「大勢の患者さんの命を救うために、日夜献身的に医療活動に力を尽くしてこられていることに深い敬意と感謝の意を表します」とお気持ちを述べられた。
1月1日 『新年祝賀の儀』
雅子さまをはじめ、ローブ・デコルテを多くの女性皇族方が着用されたが、ティアラの着用はなし。コロナ禍で苦労している国民に向けての配慮というお心遣いからだった。
上皇ご夫妻 秋篠宮ご一家 新年用お写真
上皇ご夫妻や秋篠宮ご一家も新型コロナウイルス感染予防のため、それぞれ分かれて写真撮影を行われた。今回のように別々で撮影をされたのは初めてのこと。昨年はマスク姿が多かったなか、新年にふさわしい爽やかなブルートーンの装いにそろえられた秋篠宮ご一家と、上皇ご夫妻の穏やかな表情のお写真をお届けします。
※女性セブン2021年1月21日号
●雅子さまコロナ禍で迎えられたお誕生日 「命の大切さ、尊さについて改めて深く思いを寄せる年」