血液型別に介護相性を16パターン総あたりで診断|A・B・O・AB型の性格とアドバイスも
A、B、O、ABのタイプに分けられる血液型。それぞれ異なる基本性格と、介護する側される側の相性を総当たりの組み合わせで診断! 注意すべきポイントやアドバイスも、あわせてチェックを。
A型の基本性格と各血液型の相性
A型の本質は、「平穏無事」を願うがゆえの自己抑制。周囲を傷つけたくないために、心理的な距離を取ろうとします。そんなA型は礼儀正しく、やさしく、意外とサービス精神が豊か。ただし、完璧主義でチェックが厳しく、抑制が強いだけにときに感情が爆発することも。A型が介護をするときは気をつかいすぎて疲れがち。逆にA型の要介護者は要求が下手なので、穏やかそうにしていながら不満を貯めやすいのが特徴。
○ A型×A型:気をつかいあう相性
どちらも「建前重視」の性格同士、遠慮しあって最初は距離を探るようなところが。相手が家族でも、介護される側はなかなか「こうして、ああして」と頼めない場合が多そう。我慢したあげくにイライラ…それがA型要介護者の特徴。同じA型のあなたは相手の要求を敏感に察知して動こうとするので、相性は悪くありません。お互い気を遣いあって疲れることはあるものの、慣れたらストレスも軽減されてくるはず。
△ A型×B型:わがままな態度にイラッとする相性
「あれが食べたい」「ココが痛い」など率直でマイペースな言動をするB型に対し、頑張って応えようとするA型は始終振り回されて消耗しがち。“もっと遠慮してよ!”と腹が立つこともありそうだけど、素直なB型には、こちらも本音で向き合うのが正解。できることとできないことをハッキリ言えば、相手も納得するはず。また、B型の介護は、すべてを真に受けずに受け流す技を身につけることで楽になれそう。
◎ A型×O型:介護しつつもなぜか癒される好相性
なんでも完璧にやろうとして肩に力が入りがちのA型にとって、おおらかなO型とはホッとできる相性。O型は「どうしたいの?」と聞けば、しっかり答えてくれるし、慣れない介護で失敗しても、一生懸命なA型に対して笑って許してくれる器の大きさが特徴。相手のお世話をしながらも、不思議と見守ってくれているように感じることすらありそう。介護相性はかなりよいはず。
〇 A型×AB型:自由を尊重すれば上手くいく相性
クールで理性的なAB型には、繊細で不安定な面も隠れている。A型の出方しだいで相手の態度も変わりそう。AB型は「押しつけ」を感じたときに反撃してくるので、相手の自由を尊重することがポイント。常に希望を聞いて、よいやり方を一緒に選択していくようにすれば、AB型も安心して介護を任せるようになるはず。長く介護するほど信頼関係が生まれて、よい関係を築ける相性。
B型の基本性格と各血液型の相性
B型の本質は「変化と自由」を求める個人主義者。慣例や順序にとらわれず、物事を裏からも斜めからも見る独創性があります。対人的には、愛想がよくてざっくばらんな印象を与えるか、無愛想になるか二極化。凝り性なので介護に興味を持てば、最高のケアができる人に。無関心だと、介護するほうもされるほうもちょっと面倒なことになりそう。B型がお世話される側になったときには、率直な気持ちを発信するので相手をしやすい要介護者に。
△ B型×A型:何かとぶつかりあう難しい相性
価値観、性格ともに違うことが多くて、何かとぶつかりがち。控えめにみえて実はプライドが高いA型にとって、年齢や常識にこだわらないB型は自分を軽く扱っているように思えるみたい。身内といえども、丁寧な言葉や態度でリスペクトを表したほうがよさそう。相性は今ひとつだけれど、お互いの違いを受け入れれば、足りないところを補い合うことができるいい関係になることも可能。
○ B型×B型:気が合うけれどケンカも派手な相性
気ままなB型同士、あまり気を使わずにいられ、楽な相性といえる。ただ、お互い気分屋で感情的なところがあるので、虫の居所が悪いときはケンカになりがち。日頃のうっぷんを晴らすように、言いたいことをぶつけ合いそう。そんなときは介護する側が一歩譲って、大人の対応をとるようにして。また、クッション役になる家族か介護スタッフがいるとよいかも。
〇 B型×O型:ホメられて介護上手になれる相性
アーティストとプロデューサーのような組み合わせ。個性的でなんでも自分のペースでやりたいB型を、リーダーシップのあるO型が面白がって上手におだてて使いそう。B型は褒められて伸びるタイプだから、O型に感謝されて認めてもられるのがうれしくて、情報を集めたり介護のやり方を工夫したりして尽くしそう。なかなかよい相性といえそう。
◎ B型×AB型:気持ちを許し合える信頼できる相性
社交的で誰とでも仲良くなれるAB型だけれど、内面は複雑で気難しい面が。ところが、感情的だけど裏表のないB型といると、リラックスして素直になれるみたい。B型にとってもAB型の合理性や鋭い感性は小気味がよくて、苦にならない相手。他の人にはそっけないAB型要介護者がB型には心を許すパターンも多く、相性はバッチリです。
O型の基本性格と各血液型の相性
O型の本質は「生存本能」からくる強いバイタリティ。情熱的でパワフル、敵を倒し味方を守る親分気質の持ち主。おおらかで愛情豊かなので、介護には向いているかも。考え方はストレートで負けず嫌い。自分がいいと思ったことは強引に進めていくため、独りよがりになることも。権力欲は強め。周囲が立ててくれたら寛大なボスになるけど、ないがしろにされると激しく相手を攻撃することもある。自分が要介護になったときも、大事にされないとヘソを曲げるかも。
◎ O型×A型:頼り頼られるバツグンの相性
真面目で繊細なA型にとって、パワフルでおおらかなO型は頼もしい存在。理想的な介護者になりそう。O型は人に認められて頼られる自分が大好きだから、いつも褒めて感謝してくれるA型といると晴れやかな気持ちに。お互いに相手の長所を引き出す好相性といえる組み合わせ。介護をしているO型が、やさしく世馴れたA型に人生相談をする、なんてこともありそう。相性はかなりいいみたい。
〇 O型×B型:前向きで発展的な相性
好奇心旺盛で子どもっぽいところがあるB型のことを面倒だとは思わないO型。それどころか、“面白い人”だと感じて興味を持ちそう。B型のほうも、気さくでバイタリティのあるO型に一目置いて、相手の言うことを素直に聞きそう。前向きで発展的な相性。介護についても、お互いに希望を率直に言い合う関係。遠慮がないので、ときにぶつかり合いながらもいい相棒になれるはず。
△ O型×O型:マウントを取り合うライバル相性
自己主張と権力欲が強いもの同士、マウントの取り合いになりやすく、一緒にいて気の休まらないライバル同士のような関係に。要介護者は弱みを握られたくないと思い、介護するO型は相手を自分のコントロール下に置こうとしてしまいそう。ただ、共通の敵が現れると一気に団結する傾向が。財産狙いの親族や理不尽な医療関係者などに対するとき、最も頼りになるバディになれそう。
○ O型×AB型:適度な距離をキープすれば安定相性
現実的で行動力のあるO型と知的で合理的なAB型。自分にないものをもつ相手に期待して買いかぶりやすいみたい。結果的に波長があってとても上手くいくか、最初の評価が大きすぎて失望し合うことになるか、両極端な感じ。介護する側とされる側ともに、あまり相手に深入りせず適度な距離をおいて付き合ったほうが、よい関係が長続きしそう。
AB型の基本性格と各血液型の相性
AB型の本質は「生きることに対する淡白さ」からくる、理性と距離感。何かに対して体当たりでぶつかっていったり、感情的に対立するのが苦手。クールで合理的だけど、頭でっかちになりやすいタイプ。性格に二面性があり、ドライな面と、頼まれたら嫌といえないお人好しな面を併せ持つのもAB型の特徴。弱い人に対しては親切なので、介護向き。自分が要介護者になったときには、かなり気難しくなりそう。
〇 AB型×A型:AB型がA型をおもりする相性
二面性のあるAB型にとって、真面目で芯の通ったA型は安心できる相手。根は感情的なA型にとって、理性的なAB型の介護者は安定性があって任せられる存在。どちらも隠れたユーモアセンスとサービス精神があり、それが一緒にいるときにいい形で発揮されそう。ただ、遠慮がちなA型は長く介護していると、どんどんAB型に甘えて依存してくる傾向が。そのあたりの距離感をうまくコントロールする必要がありそう。
◎ AB型×B型:フィフティ・フィフティの理想的な介護相性
黙っていてもなんとなくわかり合える、相性のいい関係。話せばより理解できて、快適な介護ができそう。ベタベタした関係をお互いに嫌い、距離感の取り方が似ているので、介護が長引いてもトラブルは少ないはず。また、介護する側とされる側が五分五分の関係でいられるのも、AB型対B型のすばらしいところ。散歩、近場の旅なども、2人で行けば盛り上がりそう。
○ AB型×O型:心がけ次第で上手くやれる努力相性
他者と適切な距離を置きたいAB型にとって、自己主張が強く強引に踏み込んでくるO型は得意とは言えない人種。「もっとこうして!」という要求も強く、特に辟易しそう。ただ、慣れてくるとO型の温かみと包容力は魅力的。介護されながらも不屈のバイタリティを見せるO型に、尊敬の念すらおぼえるでしょう。承認欲求の強いO型を冷静なAB型が上手にほめてリスペクトすれば、いい関係になりそう。
△ AB型×AB型:同族嫌悪で居心地がよくない相性
知的で趣味が多い同士、最初は気が合いそう。ただし慣れてくると、自分の嫌な面を見るような同族嫌悪的な感情が芽生えやすいみたい。合理的だけど優柔不断なところや、他人に批判的な面など、一緒にいて居心地が悪いかも…。そんな2人の相性は、残念ながら今ひとつ。ただ、お互い話せばわかる者同士。介護に支障がでるようなことがあれば、じっくり話し合うことで突破口が開けるはず。
監修:森冬生(もり・ふゆみ)
占術家・心理テスト執筆者。雑誌、Webサイトを中心に活動中。占術の得意分野は、西洋占星術、風水。ほかに、血液型診断や古今東西の占術のロジックを生かしたオリジナル占術も創作。心理テストでは、設問の面白さと解説の意外性に定評がある。公式サイトは、https://morifuyumi.jp/
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