「さんま缶の洋風卵とじ」のレシピ動画 【介護食】【やわらか食】
レシピ提供/『Kamulier』 動画撮影/櫻井健司
さんまが舌で潰せる柔らか食感に!
噛みやすさ、飲み込みやすさにこだわった『Kamulier(カムリエ)』の介護食。家族みんなが一緒に食卓を囲めるメニューが好評です。
食べる時間が楽しみになる。そんな新たな介護食を提案する『Kamulier』では、季節ごとのメニューを管理栄養士が提案する料理教室やワークショップを毎月開催しています。9月の教室で紹介されるレシピをいち早く動画で公開!
今回のメニューは『さんま缶の洋風卵とじ』。
小骨が気になるさんまの缶詰めが、驚くほどのやわらかさに仕上がります。
* * *
材料(2人分)
●さんま
さんま缶詰(味付) 1缶
長芋 20g
マヨネーズ 6g
酒 5 g
卵白 10g
片栗粉 5g
●卵とじ
トマト水煮 60g
卵 100g
さんま缶汁 25g
オリーブオイル 10g
溶けるチーズ 20g
パセリ 少々
作り方
●下準備
・長芋はやわらかく茹でておく。
・チーズとパセリは細かく切っておく。
●さんま
【1】 容器にさんまの缶詰、長芋、マヨネーズ、酒、卵白、片栗粉を入れてハンディータイプのプロセッサーで滑らかになるまで混ぜる。
【2】 ラップの上に取り出し、長方形に整えて蒸し器に入れて中火で10分蒸す。
【3】 蒸しあがったら、ひと口大に切る。
●卵とじ
【1】 温めたフライパンにオリーブオイルを敷き、蒸したさんまを中火で炒め、トマトの水煮とさんま缶汁を加える。
【2】 溶いた卵をフライパンの中央から外側に向かって円を描くように回し入れる。
【3】 卵が少し固まってきたらチーズをのせる。半熟状態でふたをし、チーズが溶けるまで1分蒸し焼きにする。
仕上げ・盛り付け
お皿に盛り付け、パセリを散らす。
ポイント
さんま缶は、汁を味付けに使用するので、汁25g(大さじ1と1/3)を別に取り分けておきましょう。チーズは溶けるタイプを使用。細かく刻むことでより滑らかで飲み込みやすくなります。
【エネルギー】267kcal 【たんぱく質】13.7g 【脂質】19.0g 【塩分】1.2g
※栄養成分は1人分です
【介護食の作り方をわかりやすい動画でご紹介!この連載のバックナンバーをみる】
●鮭の旨味とクリーミーな食感がやみつきに!「サーモンのテリーヌ」
●つるんとした豆腐に梅の酸味がマッチ!「葛豆腐の梅あんかけ」
『Kamulier』で開催される料理教室は、どなたでも参加ができます。
参加申し込みは、HP、電話、または直接店舗まで。
詳しくはhttp://www.kamulier.com/shopbrand/ct63/
『Kamulier(カムリエ)』は東京・御茶ノ水駅近く、順天堂大学医学部附属順天堂医院裏手にあります。店舗は、スーパーパティシエとして名高い辻口博啓氏が介護食向けに監修したケーキなどが味わえるカフェとして(ケーキはテイクアウトや地方発送もあり)利用できる他、介護の「食べること」に関わる商品の販売があり、管理栄養士や歯科衛生士など常駐する専門家から、アドバイスも受けられます。
【データ】
Kamulier(カムリエ)
住所:東京都文京区本郷3-2-15 新興ビル1F
電話:03-3812-6036
営業時間:11:00~19:00(月~土)
定休日:日・祝
ウェブサイト http://www.kamulier-gc.jp