上皇后美智子さま 白内障の手術後、眼帯姿でもご挨拶
手術前に受け取られた勇気の花束
ご成婚前から通われていたテニスクラブ。ご退位直後のご訪問に次いで、6月14日、再び訪れられた上皇さま上皇后美智子さま。金曜日の夕方、旧知のお仲間たちと、同クラブと鎌倉のテニスクラブとの親善試合をご覧になり、おしゃべりを楽しまれた。
お帰りに美智子さまが手にされていたのはカラフルな花束。白内障の手術を2日後に控えていらした美智子さまに励ましの意味を込めてのプレゼントだったのでしょうか。
右目の白内障手術へ
木もれ日が美しい都内の病院に、6月16日午前10時半頃到着された美智子さま。右目の白内障の手術を受けられるためだった。
数年前から視力を落とされていた美智子さま。上皇さまの在位中は日程が確保できず、この日ようやく右目の手術にこぎつけられた。
そして約6時間後、お住まいの吹上仙洞御所へ向かわれる時は手術部分が白い眼帯で覆われていた。それでも取材陣に向かって優しく挨拶をなさる。
「もう少し遅れれば、難しい手術になった」と話していたという医師団。
常にご自分のことより、ご公務に重きをおかれていた美智子さまのなさりように畏敬の念を抱かずにはいられない。
6月23日には左目の手術をなさる予定。
撮影/横田紋子
※女性セブン2019年7月4日号
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