手軽にできる干し野菜”セミドライ”のアレンジレシピ6選「トマトがジューシー&濃厚」
空気が乾燥する冬は干し野菜にぴったりの季節。干す時間が短くてOK、その日のうちに食べられて独特の食感に仕上がる「セミドライ」食材で、味も歯ごたえも驚きの新感覚料理に!『はじめてのドライフード』の著書があるフードコーディネーター・三宅香菜子さんに、「セミドライ」野菜を使ったアレンジレシピを教えてもらいました。
セミドライ野菜で作る新感覚レシピ6選
適度に水分が抜ける「セミドライ」は、仕上がりも水っぽくならず味は深まる。特にグリルは絶品!
セミドライ野菜の干し時間や干し方は、最後にまとめて掲載しているので参考にしてください。
※干し期間は目安です。気温、湿度、切り方によって異なるため、触って確かめながら干し期間を調整してください。
※材料の干し野菜食材は、干した後の分量です。材料はすべて2人分。
→干し野菜の作り方・保存法 失敗しない基本|その日のうちに食べられる「セミドライ」&保存しやすい「ドライ」
干しトマトで「トマトのグリルサラダ」
ジューシーさが溢れシンプルでも濃熟な味わい。
【作り方】
フライパンに、オリーブオイル大さじ1を熱し、干しトマト4枚を入れ、両面にこんがり焦げ目がつくまで焼く。仕上げに塩少量をふる。器に盛り、ブロッコリースプラウト適量をのせ、オリーブオイル適量をかける。
干しミニトマトのオイル漬けで「ミニトマトとベーコンのパスタ」
具材は最少限のパスタゆえにミニトマトの甘さが際立つ。
【作り方】
フライパンに、オリーブオイル大さじ1、『ミニトマトのオイル漬け』(作り方は下記★参照)のミニトマト10~16個とにんにく適量、1.5cm幅に切ったベーコン2枚分(40g)を入れて熱し、『ミニトマトのオイル漬け』のにんにくの香りが立ったら、パッケージ通りにゆでたスパゲッティ160gを入れて炒め合わせる。塩・こしょう各適量で味を調える。
★「ミニトマトのオイル漬け」の作り方
保存容器に、干しミニトマト・薄切りにしたにんにく適量を入れ、トマトがひたひたになるまでオリーブオイル適量を入れる(保存期間:冷蔵2週間)。
干しかぼちゃで「かぼちゃのバター焼き」
甘くホクホクした食感でおやつにもおすすめ。
【作り方】
フライパンに、バター20gを入れて熱し、バターが溶けたら干しかぼちゃ4枚を入れ、弱火で両面にこんがり焦げ目がつくまで焼く。仕上げに塩少量をふる。
干しブロッコリー&レタスで「ブロッコリーとレタスのサーモンミルクスープ」
レタスの歯ごたえとブロッコリーの凝縮された旨みがたっぷり!
【作り方】
鍋に、干しブロッコリー6~8個、干しレタス2個(1/6~1/8に切って干したもの)、牛乳2カップ、固形コンソメ1個(5g)を入れて火にかける。ひと煮立ちしたら、ひと口大に切った鮭2切れ分を入れて5分煮る。塩・こしょう各少量で味を調える。
干し長いもで「長いものチーズ焼き」
表面はバリッ!中はもっちりでワインにも合う。
【作り方】
耐熱容器に、干し長いも8~10枚を並べてピザ用チーズ50gをのせる。塩・こしょう各少量をふってオーブントースターで約5分加熱する。
干し白菜&にんじんで「白菜とにんじんの浅漬け」
パリパリ食感がアップ 噛むほどに旨く甘くなる。
【作り方】
ボウルに、干し白菜1カップ、干しにんじん1/3カップ、白だし大さじ1、酢大さじ1/2を入れてよく混ぜて30分おく。