3ステップで完成「手作り飲むヨーグルト」の作り方とアレンジドリンク6選
酸味が苦手な人にも摂りやすく、無理なく1日1杯が続けられるといま話題なのが「自家製」の手作り飲むヨーグルト。料理研究家のほりえさちこさんが、飲むヨーグルトの作り方と、アレンジした飲み方を教えてくれました。
手作りヨーグルトのいいところ3!
【1】マイルドで飲みやすい
酸味がおだやかで飲みやすい味わい。甘味料などの添加物が入っていない安心感も。
【2】好みの味にアレンジできる
フルーツや食材を加えてアレンジしやすい。ラカントシロップなどを使えば糖質オフも。
【3】料理にも使いやすい
甘くないので、スイーツだけでなくふだんのおかず作りにも使える。牛乳のかわりにも◎
基本の手作り飲むヨーグルト
「混ぜて保温」で簡単にできる! 手軽に作れるので、この機会にぜひチャレンジしてみよう。
<材料>
飲むヨーグルト(無糖):牛乳→ 1:9
※今回は、市販の飲むヨーグルト1/2カップと牛乳500ml×2パックを使用。
<作り方>
【1】牛乳は未開封のままパックごと湯煎し、約40℃に温める。
【2】パックを開けて牛乳を1/4カップずつ取り出す。飲むヨーグルトを1/4カップずつ加えて清潔なスプーンなどで混ぜ、中身が30℃になるよう調節する。温度が低い場合は湯煎する。
【3】湯たんぽと共に発泡スチロールの箱や保冷バッグに入れ、30℃で保温したまま8時間おく。完成品は冷蔵庫で約2週間保存可。
ヨーグルトメーカーで手軽に作る方法も
最初に温度と時間を設定するだけで飲むヨーグルトが作れる、市販のヨーグルトメーカーも。温度管理が面倒という人におすすめ。
アレンジドリンク
ほりえさんオススメのアレンジメニューをご紹介。
★フルーツと一緒に
『キウイスムージー』
つぶつぶ果肉感でおいしさアップ!
<作り方>(1杯分)
【1】飲むヨーグルト3/4カップ、はちみつ(またはラカントシロップ)小さじ2~大さじ1、キウイ1個をミキサーで攪拌する。
【2】グラスにキウイの薄切り適量を貼り付け、【1】を注ぐ。
『フルーツラッシー』
市販のジュースと混ぜるだけ!
<作り方>(1杯分)
グラスに飲むヨーグルト1/2カップ、フルーツジュース(果汁100%のもの。今回はグレープジュースを使用)1/2カップを入れて混ぜる。
★朝食がわりに
『ヨーグルトミルクセイキ』
栄養満点! 朝でも飲みやすいやさしい味!
<作り方>(1杯分)
飲むヨーグルト1カップ、卵黄1個分、はちみつ(またはラカントシロップ)大さじ1、好みでバニラエッセンス少量をミキサーで攪拌し、グラスに注ぐ。
『オーバーナイトオーツ』
食物繊維たっぷりオートミールで1食分の満足感!
<作り方>(1杯分)
飲むヨーグルト1/2カップ、オートミール30g、はちみつ小さじ2~大さじ1を混ぜてひと晩おく。グラスに注ぎ、好みのフルーツやナッツ適量をトッピングする。
★ホットで
『ごまのヨーグルトドリンク』
ごまの風味豊かなほっとする味わい!
<作り方>(1杯分)
耐熱のカップに飲むヨーグルト1カップ、黒すりごま大さじ1、はちみつ(またはラカントシロップ)小さじ2~大さじ1を入れて混ぜる。電子レンジで1分~1分20秒加熱する。
『ホットヨーグルト』
シナモンのかわりにきなこも合う!
<作り方>(1杯分)
耐熱のカップに飲むヨーグルト1カップ、はちみつ(またはラカントシロップ)小さじ2を入れて混ぜ、電子レンジで1分~1分20秒加熱する。シナモンパウダー適量を振る。
飲むヨーグルト風ドリンク
違った酸味が楽しめるドリンクの作り方もご紹介!
『ホエー+豆乳』
豆乳や甘みでカロリーオフ
<作り方> (1杯分)
【1】ヨーグルト適量を水切りし、ホエー1/2カップをとっておく。
【2】グラスに【1】を入れて豆乳1/2カップを注ぎ、はちみつ(またはラカントシロップ)適量を加えて混ぜる。
『バナナ酢+牛乳』
クセになる酸味。炭酸水で割っても!
<作り方> (1杯分)
【1】バナナ酢を作る。煮沸した瓶にバナナの輪切り100g、きび砂糖(または黒砂糖)100g、酢(または黒酢やりんご酢)1カップを入れ、ラップをせずに電子レンジで1分20秒加熱する。取り出してふたをし、常温でひと晩おく。
【2】グラスにバナナ酢大さじ2を入れ、牛乳3/4カップを注いで混ぜる。
レンチン時はラップをせず、液面が少し泡立つくらいが加熱の目安。酸味が苦手なら牛乳を多めに加える。
教えてくれた人
ほりえさちこさん/料理研究家、栄養士
撮影/玉井幹郎 取材・文/平井薫子
※女性セブン2022年4月28日号
https://josei7.com/
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