兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし【第99回 兄、デイケアデビューする】
自宅のすぐそばにあるセラピー犬のいるデイケアを見学し、気に入った様子の兄。ついに、通所先が決定した!連載100回目前、兄と暮らすライター・ツガエマナミコさんの日常が動き始めるのか!?
「明るく、時にシュールに」、でも前向きに認知症を考えます。

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準備に追われたものの、ついに迎えた初日
朝から「え~、なにしに行くの?」「どこへ行くの?」「行かなきゃダメなの?」「1時間ぐらい?」「迎えに来てくれるの?」と、まるで幼稚園児のように“行きたくないオーラ”をビンビンに放出していたデイケア初日でございました。「ワンチャンのいるところだよ」という餌がなければ「お腹痛い」「調子悪い」と言い出しそうなくらい。
でも、餌に釣られて到着すると兄は一転、ニコニコでございました。長毛で大型のワンコはしっぽをブンブン振りながら人見知りもせずに兄に近づき、大歓迎するように手をペロペロなめていました。さすがセラピー犬。仕事キッチリ!
この前日―――
家に正式契約にいらしたのは、