保田圭さんが “猫の絵手紙”に挑戦!個性的な絵が即レベルアップしたプロのコツとは
「絵が苦手…」という、保田圭さんが“ねこ絵手紙”に挑戦。個性的なセンスから“保田画伯”と呼ばれる彼女ですが…、描く絵すべてが即完売という人気画家・中島健太さんに絵の描き方のコツを教えてもらいました。レッスン前後の絵の違いにびっくり!
アドバイスとお手本でリモートレッスン
「絵は以前から苦手で…」という保田さん。
まずは何も見ずに猫の絵手紙を描いてもらい、それを中島さんがチェック。送られてきたアドバイスとお手本をもとに、再度描いてもらいました。
「体をうまく描けないんです」(保田さん)
ステップ1:最初に目を大きく描く
猫の特徴は目。
「大きく描けば、失敗なしのかわいい猫になります」(中島さん・以下同)。
「顔や体のことは気にせず描いてみて」。
ステップ02:ぐるっと囲んで顔、そして耳
目を囲むように楕円の顔を描く。「目を最初に描くと、顔の中での目の位置が自然と決まります」。
内側をざっと塗り、耳は描き込めるだけ描く。「全体を入れ込もうとしないこと!」
ステップ03:ぼかしてモフモフ感を出す
綿棒のぼかしテクで、輪郭や塗った部分をやさしくなでなで。「猫らしい、ふっくら感と毛のモフモフ感が生まれます」。
仕上げ:鼻&口、ひげをつけたら完成!
両目の間の黒目よりやや下の位置に、小さい三角(鼻)と「人」という字(口)を描く。好みでひげと縞模様を描いて、修正ペンで黒目にハイライトをのせる。気分でチョーカーを。
レッスン後
苦手なら「体」を描かないという手も。顔だけでもインパクトのあるかわいい猫になりました!
教えてくれた人
画家 中島健太さん
繊細で洗練された技術と人間味あふれる作風で唯一無二と評される注目の画家。テレビ朝日『徹子の部屋』にも出演。2021年9月から日本橋髙島屋を皮切りに、京都、横浜、大阪で個展を予定。
撮影/村尾香織
※女性セブン2021年4月8日号
https://josei7.com/
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