兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし「第57回 誰かに救ってほしい…」
若年性認知症を患う兄と2人暮らしをするライターのツガエマナミコさんが綴る連載エッセイ。
父の突然の死後、母の認知症が進み、兄妹で介護を続けてきたが、母の死と時期を同じくして兄の様子にも変化が・・・。それから4年あまり兄をサポートしながら一緒に生活するツガエさんが、ときにくじけてしまいそうな胸の内を明かします。
「明るく、時にシュールに」、でも前向きに認知症を考えます。
若年性認知症を患う兄と2人暮らしをするライターのツガエマナミコさんが綴る連載エッセイ。
父の突然の死後、母の認知症が進み、兄妹で介護を続けてきたが、母の死と時期を同じくして兄の様子にも変化が・・・。それから4年あまり兄をサポートしながら一緒に生活するツガエさんが、ときにくじけてしまいそうな胸の内を明かします。
「明るく、時にシュールに」、でも前向きに認知症を考えます。
ひまわり
2020-09-10
毎週の配信、楽しみにしております。 嫁いで以降、義母、義父、実父の順で介護し、今は実母の介護真っ最中です(^。^) 『誰か助けて!』と言うお気持ち、痛いほどわかります。 差し出がましい様ですが、ケアマネさんを頼まれては如何でしょうか。地域によっては、入浴だけのデイサービス、体力作りのデイサービス(フィットネスみたいな感じ)、 認知症専門のデイサービスなどがあります。料金も(回数によりますが)月に数千円程度です。長年介護保険料を支払っておられるのですから、使わないのは勿体ないです。 また、世帯分離すると(一件に世帯主が二人いるイメージ)税金の優遇があるかもしれません。 これら諸々、ケアマネさんに相談されては如何でしょうか。少しでも荷が軽くなるかと思います。 いつまで続くか、先の見えない介護ですが、どうぞお身体大切になさって下さいませ。
ぷち
2020-09-06
分かるわぁ、、てシミジミと。 ワタシ妹です。 兄いました。素行の悪かった兄。 けど、若くして病気で世を去り。 思うことはまだやり残したことのある兄は可哀相だと思う反面、まだ兄が生きていたら引続き苦労を掛けられていたかと思うと凄く怖い、恐ろしい。。(笑) 素行の悪い兄でしたが、やはり存在としては「兄」であり、存在としての安心感があったのです。精神的な逃げ道、まさにソレだったと思います。 二番目の存在であるワタシが一番目に繰り上がる。コレはなんとも言えなく不安、違和感なのです。。(笑) いつの頃からかワタシの認識として植えついた「世の長男は甘えたで頼りない」ですが、ワタシとしては迷惑、面倒を掛けられた兄であっても居なくなった今としてはなんだかやはり寂しいです。。 あー、そんな兄の命日もうすぐやん。 天国へ行けたと信じたい兄から「俺のこと思い出してやー」の打診されてるんかな。。(笑) マナミコさんが毎日笑って過ごせますように心から願います(*^^*)
ねこずー
2020-09-03
毎回、興味深く拝見しております。お兄様のこと、愛情深く見守ってらして毎日大変な事と思います。 ええ、「愛情深く」と言わせて頂きます。 私にも兄がおりまして、若年性認知症です。ご苦労(ご立腹も)、よくよく分かります! 一つ違うのは、うちの兄は幼い頃から(第一子、初孫のせいか)専制君主、将軍様で私たち兄弟(私の下に弟2人)はいじめられてました。 成績は兄が一番良く、県下一の進学校へ、でも「美容師になる!」と言い出して親とは毎日大ゲンカ、いつかは父を殴って父が血を流したらしい(私はこわくて自室にこもっていた)。 そんな奴なのに、「なんかおかしい、自殺したくなった」とこの妹に電話してきて…、 それからは上京していた兄を実家に連れ帰り、病院を巡り(しかしすぐには診断がつかず、数年は病院巡りを断念して放置)、、一昨年親が亡くなり、病院巡り再開(いい具合に症状が進み、めでたく認知症の診断が降り)、施設探し、で、やっと受け入れ先の施設が決まり、今はようやく私たち兄弟に平和が戻ってきました。(施設入所時、兄61才、私58才) いよいよ進んだら、自宅で素人が面倒を見るのは限界がありますし、親なら、ゴールは自分がまだ体力のあるうちに来ますが、兄弟だと下手するとこちらが先に参りますからね…。 施設に罪悪感など持たれなくていいですからね、行政や福祉の手を上手に借りてくださいね。 数は少ないとは言え、兄弟が若年性認知症になったという人はいますよ!それぞれ状況は違うので一概に言えない部分はありますが、読んでいてお兄様のお優しい性格に羨ましくもあります、そういう記憶があればまだお兄様の為に頑張れる気がします。でも、それでもイラッとする瞬間が多々あるのも同時に分かります。 どうか、お兄様との日々が少しでも平穏でありますように、そしていよいよ進んだ時には双方納得のいくいい解決策がありますように。 ツマガエナミコ様とお兄様のお優しい性格、そしてユーモラスな表現に救われている読者は多いと思います。ずっと応援しております。
のぶん太
2025-07-11
私は脳梗塞で半身麻痺になった母親の在宅介護5年を経て今年年明けに特養に入居となった頃ツガエさんの記事を目にし、心理的な事や現実的な事、世代が近い事もあって身に覚えのある事ばかりです。本人にしかわからない事を知る人がいる事が嬉しかったです。
チコ777
2025-07-11
1番太りにくいのは昔から言うおやつの時間(丑三つ時とかいう時の〈ヤツドキ〉が俗に おやつ)になったそうで いわゆる 2時半前後頃に食べたモノは1番脂肪になりにくく 反対の夜中の2時過ぎ頃に食べたモノは100%脂肪になるそうですよ ですから 夜は せめて牛乳位で〜 ※大変な生活を長い間されて来て これからの人生をしっかりと楽しんで行かれる事を心より願って応援申し上げております 今月末で満83歳の婆より(私も93歳の実姉の見舞いに行きたくても広島の田舎から大阪の枚方市迄は遠くて 辛い思いの毎日です
みみ
2025-07-10
つがえさま、こんにちは。お洋服のこと、私も決められなくなったときがありました。もうみんな見送ったのですが、ペットの介護や家族の在宅医療が始まってから、気分で選ぶというのがよくわからなくなり、TPOに合わせるも毎日家ですし、ワンピースってどういうとき着るもの?スカートの気分って一体どんな気分?という感覚でした。 グレーのパーカーばかり着て過ごしていたら、ホントに芯までくら〜くなったのでやめました。 以降は、汚れても気にならない値段で、アイロンいらずのブラウスを色や柄が違うのを(汚れても気にしない値段のもの)、8枚ぐらい揃えました。明るい色、小花や水玉の柄があるもの着ると気分が少しアップして、何よりも、支えていた愛犬も家族も、私が明るい服を着ているとうれしいようでした。 衣類の数が少ないと、洗濯できたものを着るので選ぶとかもなく、服のこと一切考えないでいいのは、スティーブジョブズ風かもしれないです。そんな無頓着ぶりでも、いつも明るい色着てたからでしょうか、ケアマネさんにも、いつも、いい感じですよね!って褒められたこともありました。 お兄様も施設で落ち着いて暮らしていらっしゃる機会に、お好きな服を着てくださいね。あまり謙遜されずに、私は、好きな服=似合う服だと思います。そして、つがえさまの好きなお洋服着て、お兄様にも機会あれば見せてあげてくださいね。