これが介護食!?パティシエ辻口博啓氏監修のスイーツで幸せおやつ時間
おいしいケーキを食べると誰しも幸せな気持ちになることだろう。いくつになっても人々の心をとらえるスイーツ。
しかし、ふんわりやわらかいケーキでも、トッピングされたフルーツが噛みにくかったり、スポンジ生地がのどに引っかかってむせてしまったりと、介護食としては不向きなものも多く、食べることをあきらめてしまう場合もあるかもしれない。
そこで、嚥下機能が低下した人でもおいしく食べられるケーキに注目!
やわらかくてなめらかな食感でむせにくいケーキを開発・販売している「Kamulier(カムリエ)」の新作ケーキなどをご紹介する。
スポンジにシロップを染み込ませてしっとりとさせ、口の中でスッとほどけてむせないようにしたり、ゼリーなどのどごしのよい素材を使ったりと、“食べやすさ”、“飲み込みやすさ”への配慮や工夫が随所に。
「介護される人も、介護する人も、食べた人みんなが笑顔になれる、そんなケーキを目指しています」と、「Kamulier」店長の志水香代さん。
春の新作は「桜もち風」が登場
「桜のリキュールとあんこを使って、まるで桜餅を食べているかのような香りと食感にこだわりました」(志水さん)
桜餅のお餅部分は、お湯を注ぐだけでお粥ができる『粥ゼリーの素 宮源のお粥』を使用し、モチっとしながらも、のどごしのよい食感にこだわったそう。
パティシエ・辻口博啓さん監修の絶品の介護食向けケーキも
人気パティシエ・辻口博啓さん監修の飲み込みやすさに配慮した『まっちゃ×ショコラ』も定番の人気ケーキだ。抹茶ムースと抹茶スポンジ、チョコレートクリームが層になったケーキは見た目もキュート。ほろ苦い抹茶の生地は、しっとりしていてほどよい甘さ。舌で潰せるやわらかさで、口の中にスポンジが残らないほどなめらかなケーキ。
嚥下が困難な人だけが特別な物を食べるのではなく、家族みんなが同じケーキを味わえる!介護食は、今、どんどん進化している。介護中だから…と楽しみをあきらめないで。
なお、「Kamulier(カムリエ)」では、ホールサイズのケーキなども選べ、デリバリーやオンライン販売もしている。特別な日のお祝いに、お花見シーズンの手土産に。春の新作から定番まで、やわらか&なめらかケーキで幸せな時間を過ごしませんか?
【店舗データ】
上記で紹介した商品は、すべてカムリエで取扱い・販売を行なっています。
Kamulier(カムリエ)
住所:東京都文京区本郷3-2-15 新興ビル1F
電話:03-3812-6036
営業時間:11:00~19:00(月~土)
定休日:日・祝
ウェブサイト http://www.kamulier-gc.jp
取材・文/介護ポストセブン編集部