令和元年ゆく夏のロイヤルファミリーアルバム
御代がわりから4か月。令和の皇室に起こったさまざまなニュース。ご静養の夏に伝えられたほほ笑みの出来事は、一般の人々と変わらない日常を過ごされるロイヤルファミリーのありのままが見られる。
そのショットをご覧ください。
天皇ご一家 那須どうぶつ王国ご訪問
標高約900mの場所にある那須御用邸。天皇皇后両陛下としてご即位以来、お忙しい毎日を送られてきた天皇ご一家が、涼しさと自由なお時間を満喫されている。お三方のカジュアルな装いにリラックス感が満ちて――
那須御用邸(栃木)にご滞在中の天皇ご一家。雨の月曜日、お出かけ先に選んだのはほとんどご常連になっていらっしゃる『那須どうぶつ王国』。『スカイスタジアム』と呼ばれるオープンエアのスタジアムで、折からの雨も上がったなか、猛禽類のショーをご覧になった。
最前列にお友達と座られた愛子さま。雅子さまと並ばれて後ろに座られた天皇陛下は、時々カメラをのぞかれる。思い出のアルバムたちに今年の那須での新しい数葉が加えられることでしょう。
上皇ご夫妻 思い出の軽井沢テニスコートをご訪問
美智子さまに早期の乳がんが発見され、体力をつけられた後の9月に手術を受けられることが決定した。
その晴れないご気分のまま、軽井沢(長野)に滞在中の上皇ご夫妻にとって心和むひとときとなったのが、62年前おふたりが出会われ、恋に落ちた’57年8月の軽井沢テニスコートを再訪されたこと。かつてのテニス仲間のプレーをご覧になり、「お元気そうですね」と安心された模様。美智子さまは「たまにテニスもしますが、最近は卓球をやっています」と話されていたという。
眞子さま 第36回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト
一方、上皇ご夫妻の初孫にあたられる眞子さまは東京でのご公務。開会式では「手話に対する理解が深まり、安心して暮らせる社会へとつながることを願っています」とこのポーズ。
ほかの手話より、“願い”を強調されたように見えたのは、大好きなおばあさまの手術が成功することを願われた眞子さまの祈りの心が垣間見えたのではないか、そう感じたのはうがちすぎでしょうか?
国民のためにお心尽くしてご公務に励まれた美智子さまのご回復を共に願う私たちです。
※女性セブン2019年9月12日号
●上皇后美智子さま乳がん公表「高齢者乳がん」手術について専門家が解説
●天皇皇后両陛下即位後初の地方ご公務 雅子さまのトラベルファッションと笑顔