【週刊脳トレ】散歩や運転に必要な空間認知機能を鍛える「ブロック数え」
「最近モノ忘れがひどい」「ぼーっとしていることがある」…認知症かも? と心配になるなら「脳トレ」(認知症予防医・ひろかわクリニック院長の広川慶裕先生監修)をやってみましょう。
いつでもどこでもできる簡単トレーニングで、ボケを予防しましょう!
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脳トレの利点は脳の血流を改善すること。これにより脳の神経細胞の代謝がよくなり、情報の伝達がうまくいくようになるのです。とにかく脳はどんどん使ってあげることが重要です。
今回のトレーニング「ブロック数え」は、空間認知機能を鍛えるトレーニングです。
子供のころ算数の問題でやったことがある方もいるでしょう。
「空間認知機能」は、物体の形や方向、大きさなどを把握する能力です。年齢とともに大幅に低下してくる機能の一つでもあります。
立体的なものがどんな形で存在しているかを認識できないと、例えば道の段差を認識できなかったり、自動車がどちらに動いているかを把握できなくなったりします。
ブロック数えは、空間認知機能を鍛える一つの手段。まだまだ脳が元気という方も、MCI(軽度認知障害)の方も、予防と改善のためにレッツ脳トレ!