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2025.08.25 06:00
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まとめて脳トレ|「カット熟語」「色違い読み上げ」「入れ替え単語」に挑戦
私たちは言葉に触れない日は、まずないと言っても過言ではないでしょう。誰とも話すことがなかったとしても、テレビやラジオ、街中の看板などに文字があふれています。それらを読んだり理解したりするだけでも、脳をとても使うことになるのです。また、それを誰かに話して聞かせたり、SNSに書き込んだりという作業をする。相手からの返事を読んで、また返す…。この間に、脳へは血液がどんどん送られ、脳の神経細胞は情報伝達物質をめまぐるしく行き来させます。ちょっと言葉に触れただけで、これだけの広がりがありますから読書や日記を書くなど、自分なりの脳の元気対策を考えてみるといいでしょう。
監修:広川慶裕(ひろかわよしひろ)
1984年、京都大学医学部卒業。精神科医として、認知症予防/治療やうつ病などの精神疾患治療に専念。2014年より、ひろかわクリニック院長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。毎週水曜と隔週土曜に、クリニックにて運動と思考力を鍛える「認トレ教室」を開催している。著書に『認知症予防トレーニング 認トレ 一生ボケない! 38の方法』(すばる舎)、『あなたの認知症は40歳からわかる!!! 早期発見で発症、進行を抑える』(悟空出版)など。