皇后雅子さま 令和初の着物姿は陛下のネクタイと色味を合わせられて
皇后雅子さま “和” のお・も・て・な・し 完全復活!
淡いミントグリーンの生地に菊や桔梗、撫子などが咲いた、涼しげな秋草紋のお着物。花柄のピンクの帯を合わせて優しげな雰囲気――。令和初の着物姿を披露された雅子さま。
7月1日、両陛下は来日中のエルドアン大統領夫妻と皇居で会見された。陛下は「日本とトルコの友好親善関係が発展していることをうれしく思います」と言葉をかけられ、雅子さまはエミネ夫人から長女・愛子さまの進路についての質問を受けるなど、和やかな雰囲気で懇談は進んだ。
世界屈指の親日国として知られるトルコの大統領夫妻を“和”の心でおもてなしされた。
病気療養中の雅子さまは、“ご負担”を理由に、ほかの女性皇族がお着物の中でも和服をお召しにならなかった。しかし、皇后となられてからの雅子さまは重要な行事にほぼすべて出席されるなど、公務量を増やされてきた。陛下が即位されてから2か月となったこの日、“完全復活”の証として着物をお召しになられたのかもしれない。
撮影/本誌・小倉雄一郎