老舗和菓子情報誌が紹介する魅惑の“全国銘菓展”今年のテーマは「お菓子の水族館」あんこで復興支援も
今年の全国銘菓展は3月20日から開催中。第78回の全国銘菓展のテーマは「お菓子の水族館」。全国の職人たちがしのぎを削り、作り上げたオリジナル限定商品が会場で発売される。
お菓子の水族館/各486円(豊島屋・神奈川県)
「鳩サブレー」の豊島屋は、ゴマフアザラシ、カワウソ、海月(くらげ)、ペンギン、海亀、かくれんぼ、ラッコ、チンアナゴ、サカバンバスピスを模したかわいい上生菓子を販売。見た目もさることながら繊細な味わいを楽しめる。
みずのいろaquarium/1箱2001円(御菓子 つちや・岐阜県)
干錦玉という伝統的な和菓子を極限の薄さに仕上げ、水のひとしずくに見立てて作り上げた銘菓「みずのいろ」。繊細な菓子の中に魚を泳がせた。
有明海に棲むムツゴロウ/1個540円(丸芳露本舗 北島・佐賀県)
「丸ぼうろ」でおなじみの同店は、有明海の泥千潟に棲息するハゼ科の魚・ムツゴロウを模した練り切りを。よく見ると瞳がハート形になっている。
海ボーロ/10個入り648円(柴舟小出・石川県)
ゴマ味のシュモクザメとウツボ、抹茶味のジンベイザメとタコのボーロを販売。海の生き物をかたどった「海氷」もセットにした「海ボーロと海氷の詰め合わせ」(3240円)は、50セット限定でお取り寄せできる。
平治せんべいと海の仲間たち/3240円(平治煎餅本店・三重県)
魚のイラストの焼印を押したせんべい「海の仲間たち」24枚、お店の看板商品である「平治煎餅」16枚と、チョコレートを染み込ませた「ショコラ」5枚の詰め合わせ。オンラインでお取り寄せできる。
あんこの食べ比べをしながら復興支援も!
各店こだわりの“あんこ”の食べ比べができる「あんこラボ」も併設。使用されるヒトデ形の愛らしい最中は、地震で被災した石川県にある加賀種食品工業株式会社のもの。
【第78回「全国銘菓展」】
2024年3月20日(水・祝)~25日(月)
東京都中央区日本橋室町1-4-1
日本橋三越本店7階催物会場
https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/meikaten_50