東京駅「駅弁屋 祭」の最新人気ランキングBest10「1位は山形・牛肉どまん中」
●東京弁当 1850円(JR東日本クロスステーション)
東京駅(東京都)
東京の老舗8店の味を詰め合わせ
浅草今半や魚久、日本ばし大増のほか、酒悦のつぼ漬、 すし玉青木の伊達平焼、新橋玉木屋の葡萄あさり、神茂の蒲鉾、舟和の芋ようかんなど老舗・名店の味を集めた。この高級感は格別!
●えび千両ちらし 1580円(新発田三新軒)
新潟駅(新潟県)
卵焼きの下にメイン食材が隠れんぼ
すし飯にくるみを混ぜ、一面の卵焼きの上にはえびそぼろ、下にこはだ、いか、えびといった食材が隠れている。奥ゆかしい仕掛けと細やかなこだわりが女性にも大人気。
●鮭のルイベ漬盛り海鮮弁当 1480円(佐藤水産)
新千歳空港(北海道)
空弁でも人気のベストセラー
北海道産天然鮭を原料とした鮭ルイベ漬・いくら・鮭スライス・練さけをのせていただく鮭づくし弁当。「空弁」の名品が探せるのも「祭」の魅力。
いまどきの新作駅弁5選
昔ながらや老舗の駅弁の他にも、新しい駅弁がどんどん誕生している。駅弁ラバーの2人にいまどきの新作駅弁を5つ教えてもらった。
【1】盛岡じゃじゃ麺と牛めし弁当 / 1500円(斎藤松月堂)
一ノ関駅(岩手県)
盛岡名物じゃじゃ麺がお弁当に
盛岡三大麺の1つで、ピリ辛の肉みそが特徴のじゃじゃ麺と牛めしの盛り合わせ。加熱式容器で温めるとよりおいしくいただける。
「自家製の肉みそが太麺と絡み、味わい深い」(望)
【2】うずみいなり / 1200円(浜吉)
福山駅(広島県)
福山名物をいなりずしにアレンジ
2022年の福山城築城400年を記念して誕生した新作。「うずみとは、具をご飯の下に埋めて食べる福山の郷土料理のこと。ぜいたくを秘かに楽しむこの料理をヒントにした駅弁です」(望)
【3】家康公の駿河御膳 / 2000円(東海軒)
静岡駅(静岡県)
葵の御紋のりは個包装でパリっと
NHK大河ドラマ『どうする家康』の放送に合わせて開発された高級駅弁。「茄子みそ、鯛の切り身、安倍川もちなど、家康公の好きなものが詰め込まれています」(望)
【4】三種の神器弁当 / 900円(札幌駅立売商会)
札幌駅(北海道)
お弁当の定番おかずが主役
幕の内弁当の三種の神器と呼ばれる“焼き魚” “蒲鉾” “玉子焼”がメイン。
「三種のおかずがそれぞれ大きくて、これまでありそうでなかったお弁当です」(小)
【5】黄ニラあなごめしと岡山づくし / 1580円(三好野本店)
岡山駅(岡山県)
岡山の旨いもんをギュッと凝縮!
岡山名産の黄ニラを添えた焼き穴子と煮穴子の穴子めし、黒毛和牛・千屋牛など、岡山自慢の旨いもんが一堂に会した新作。
「黄ニラと穴子が合うのが驚きでした」(望)
教えてくれた人
海野光嗣さん/駅弁屋 祭 グランスタ東京店・店長
撮影/浅野剛、小原亮二 取材・文/北武司、山下和恵、正木友実子、勅使河原桜
※女性セブン2023年7月27日号
https://josei7.com/
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