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最新!ラクに歩ける夏のサンダル 正しいサイズ選びのポイント「つま先に5mmの余裕を」

 これからの季節ファッションアイテムに取り入れたいサンダルだが、履いてるうちに足が痛くなる、疲れるなどの問題も…。そこで、ラクに歩けるサンダルの選び方をプロに教えてもらったのでご紹介する。

掲載商品は取材時のものであり、現在は品切れや取扱いしていない場合があります。

サンダル選びのポイントは足とのフィット感

 女性は幅の狭い靴やヒールの高い靴を履くことが多く、足を酷使しがち。とくにサンダルの場合は、素足で履き、覆う部分も少ないため、一層トラブルになりやすい。

「年齢とともに足の筋力は落ち、足の形は年々変わっていきます。若いころと変わらないデザインの靴を履いていたり、痛いからと大き目を選ぶ人がいますが、どちらもトラブルの原因になります」

 と、「足と歩行の診療所」の吉原正宣さん。

 痛くない、疲れにくいサンダルは、足とのフィット感が重要。

「正しい自分の足のサイズを、靴店などでシューフィッターに測ってもらってから選ぶとトラブルが避けられます」(吉原さん)

サンダル選び「正しいサイズを知る」

「日本の靴サイズは足の実寸で表記されますが、実際の靴はそこに5mm~1cmの予備分(捨て寸)が加えてあります。ただ、同じサイズでもメーカーにより履いた感覚が異なるため、自分の足のサイズを指標に前後のサイズも試し履きすれば、より足に合うサンダルと出合えます」(足と靴と健康協議会・木村克敏さん)

 靴店等で専門家に測ってもらえない場合は、自宅で測ることもできる。足サイズは体重や年齢によっても変わっていくため、1年に一度は測り直したい。

足のサイズの測り方

 家族などのほかの人に測ってもらうことで、より正確なサイズがわかる。

【足長】

 壁にかかとをつけ、平行にある、かかとと、いちばん長い指の先を結んだ直線距離を測る。

【足囲】

 親指と小指の付け根の最も出っ張った部分に合わせてひもを一周させ、ひもの長さを測る。

★女性の靴サイズ表(JIS規定)

モデル春香さんおすすめ夏のサンダルは「華やぐラメ入り」  

  出産を2回経験し、自身の足にも変化を感じたというモデルでシューヒッターの資格も取得した春香さん。

「産後にパンプスを履いたら、とてもきつく感じました。原因は足裏のアーチが伸びて幅が広がっていたため。以降、足の健康を優先して靴選びをしています。いまのサンダルは機能性もデザイン性も高く、おしゃれも充分楽しめます」

 そんな春香さんのこの夏のおすすめサンダルは?

「黒や白は無難に合わせられますが、私はシルバーやゴールドのサンダルに注目しています。鮮やかな色のロングワンピースと合わせて、夏らしい華やかなコーデを楽しみたいですね」(春香さん)

春香さんおすすめのサンダル

この夏のお気に入りはシルバー

 足首と甲のベルト2本の調節で、フィット感アップ。立体形状のミッドソールが足を支える。サンダル1万6390円/fitfit

ラクに歩けるサンダルの選び方ポイント6

 足にフィットするサンダルを見つけるために気をつけるべきポイントは、ホールド感と屈曲性。「買う前に必ず試し履きをして、少し歩き、違和感がないか確認しましょう」(木村さん)。

※グッズの価格は編集部調べです。

1. かかとが覆われていると安定性アップ

 かかとを支えるデザインは、着地時のぐらつきを防いで安定した歩行を叶えてくれる。かかとストラップでもよいが、面で覆われているとさらに安定感がアップする。

【おすすめアイテム】かかとへの圧力を分散し、靴ズレや脱げを防ぐジェルクッション。

2. 足首や足の甲は長さ調節ができるベルトなどがあるといい

 サンダルは足を覆う部分が少ないため、足が動いて靴ズレやタコにつながる恐れがある。足首や甲に長さ調節可能なベルトやストラップがついたサンダルなら、しっかりと足を固定できる。とくに足が細くて薄い華奢足さんの場合、足首ストラップが脱げやすさを緩和してくれる。

3.足の甲はしっかり覆いたい

 甲をしっかり覆うデザインなら、足を優しくホールド。幅広さんは広いアッパーか太めの甲ベルト、甲高さんは細めかストレッチ素材の甲ベルトを選ぶといい。

4.ヒールは4cm以下がベスト

ヒールが高すぎると足先に負担がかかり、疲れやすい。タコや魚の目につながる恐れもあるため、ヒールは4cm以下を推奨(足先厚さとの差)。

5. ソールは足にフィット&屈曲性の高いものを

足のアーチに沿った立体的な形状のものや、足の動きに合わせてしなやかに曲がるサンダルは、余計な力を入れずに歩けて快適。厚底の場合は、舟底形のソールが歩きやすい。

【おすすめアイテム】足と靴のフィット感を高め、ストラップ代わりになる。ミュールバンド レギュラー女性880円/コロンブス

6. つま先には5mmの余裕を

 つま先が飛び出ていると、地面に当たって怪我をする危険性も。つま先から靴先まで、サンダルの場合は5mm(パンプスなら1cm)あると安心。

【おすすめアイテム】弾力性のあるクッションが足の前滑りを防ぎ、歩行時の衝撃も軽減。ふんわりクッション女性550円/コロンブス

【おすすめアイテム】鼻緒のあるサンダルを履くときの必需品。トングプレミアムミニ女性550円/コロンブス

教えてくれた人

■吉原正宣さん / 医療法人社団足ノ会 理事長・足と歩行の診療所 院長

下北沢病院 足病総合センターの副センター長を経て開業。痛みの治療だけでなく、歩行や筋肉の動きを多角的に診察し、治療を行う。

■木村克敏さん / 足と靴と健康協議会 事務局長

婦人靴専門店での接客経験を持つ上級シューフィッター。靴業界に長く携わり、現在は全国のシューフィッターを育成する傍ら、講演活動にも注力。

■春香さん / モデル 

『Domani』(小学館)をはじめ、多くの雑誌でモデルとして活躍。2022年には芸能人で初めてシューフィッターの資格を取得。2児の母。

撮影/平林直己 取材・文/スペースリーブ(加藤瞳、田中志歩)

※女性セブン2023年7月6日号
https://josei7.com/

●失敗しないサンダルの選び方・履き方「天然皮革でベストヒールは3cm、必ず試着を」|シューフィッターが指南

●脚を太くする習慣&歩き方チェックリスト 美脚を作る「足指ウオーク」を専門家が解説

●100才まで元気に歩くための正しい靴選び「合わない靴が足の変形を招く危険も」【専門家解説】

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