趣味が見つかる「学び系YouTube」30選 人気の理由とおすすめ動画を専門家が厳選
「年をとってからも続けられる趣味を持って毎日を充実させたい」「新しいことを始めたい」そう考える人は少なくない。だが、いざ習いに行こうと思うと腰が重い…。そんなときにぴったりなのが、YouTubeの学びチャンネル。「ちょっとやってみたい」「自分に合うかどうか試してみたい」といった希望を叶えてくれて、しかも無料&選び放題! どんなチャンネルがあるのか、覗いてみよう。
【目次】
「学び系YouTube」が人気の理由
「大人が選ぶ人気の習い事」アンケート(※)によれば、1位はヨガ、2位は英会話、3位はフィットネス、4位は料理教室、5位は楽器だという。
実はどれもが、いまユーチューブで学ぶことができる。
「ユーチューブといえば主流はエンタメ系でしたが、2019~2020年頃から急激に学び系が増え始めています」と言うのは、WEBサイトの運営やプロデュースを行う「オモシロ」代表取締役の堂馬佑太さん。
「学び系のチャンネル自体は、かなり前からあったと思いますが、いわゆる『教養系』はユーチューブではウケないとされていました。それが2019年にお笑いコンビのオリエンタルラジオの中田敦彦さんが『中田敦彦のYouTube大学』という教養系チャンネルを開設し、成功したことで教養系の人気チャンネルも増えたように思います。
コロナ禍にユーチューブ自体の視聴者が増え、学べる系の需要も一気に高まりました。中でもフィットネス系は2020年のステイホームの波に乗り増加しています」(堂馬さん)
ユーチューブならではのメリットを「エビリー」マーケティング部の関小夏さんは次のように語る。
「少し前までは、レッスンを受けたり、有益な情報を得るためには費用がかかるのは当たり前のことでしたが、いまは無料でも得られる時代。ユーチューブの場合は、テーマを絞り、10~15分程度の短い動画を配信しているものが多く、自分の学びたいコンテンツのみを選んで、好きなタイミングで視聴できるというメリットがあります。しかも、再生スピードを調整することもでき、途中を飛ばしたり、何度も見直すこともできるので、より自分のペースで学べます」
プロとアマチュア両方の人気チャンネルが混在しているのもユーチューブならではだ。
「再生数が取れた者勝ちの世界なので、アマチュアの人気チャンネルも多くあります。リアルの教室とは違って、投稿主のプロフィールは後付け要素となるため、内容がよければ有名人でなくてもいいわけです」(堂馬さん)
※エラベル「1011人の大人が選ぶ人気の習い事」より。https://elabel.plan-b.co.jp/lessons/1142
では、どんなチャンネルが人気なのか? さっそく見ていこう。