60才からの正しいブラジャー選び3つのポイント シニア世代におすすめブラ5選
シニア世代の体にフィットするブラジャーとはどんなものなのか? 選ぶポイントを教えてもらった。
1.バスト全体を包み込むタイプを選んで
「段差をつけないためにも、バストを含めて周辺の脂肪をできるだけ包み込むようなブラジャーがベスト。
アンダーベルトやストラップが幅広のもの、カップはできるだけフルカップを選ぶことが大切です」
2.無理に体型補整をせず、フィット感のあるものを
「脇に流れたバストを無理にカップに入れ込むようなブラジャーを着けても、年齢を重ねた柔らかいバストはすぐにもとに戻ってしまいます。段差がつかず、フィット感があるものを無理なく着用しましょう」
3.シニア世代は肌に優しい素材を重視して
「肌が敏感になってくるシニア世代には、できるだけ刺激が少ない素材がおすすめです。カップ部分だけではなく、ストラップやカギホックの土台の素材も肌当たりが柔らかいものを選ぶようにしましょう」
また、ワイヤーが肌にあたって気になるという人には、
「最近は、ノンワイヤータイプでもしっかりバストをホールドしてくれるものもたくさん出てきています。
『フロラーレ バイ トリンプ』のブラジャーなど、ワイヤー入りでも肌へのあたりがやさしいものもあります」
体型別・ブラジャーの選び方
「バストの下垂が気になる人は、胸をしっかり持ち上げる機能があるフルカップで、アンダーやストラップが太いタイプを選びましょう。
また、すっきり見せたい人は、バストを内側に寄せるサイドサポート機能がある3/4カップのブラジャーがおすすめです。
ご自分がどんな悩みを解決したいか、どんな体型かによって、選ぶブラジャーは変わってきます」
以下で、体型やお悩み別のおすすめブラジャーのタイプをチェックしてみよう。
【タイプ1】ぽっちゃり体型・バストが大きく下垂気味の人
→バスト全体を包み込むフルカップ、アンダーベルトやストラップが太いものを。
【タイプ2】ぽっちゃり体型・バストは小さめの人
→3/4カップで脇寄せ効果があるブラジャーを。
【タイプ3】ハト胸体型・アンダーが大きい人
→カップに厚手のパッドがついてボリュームアップできるものを。
【タイプ4】ほっそり体型・バストは大きい人
→アンダーベルトが太目のフルカップのものを。
【タイプ5】ほっそり体型・バストが小さい人
→3/4カップかハーフカップで、バストをボリュームアップできるタイプを。
ブラジャーの買い方・つけ方
「年齢に関係なくジャストサイズのブラジャーとは、着けていて楽で、バストをキレイに見せてくれるもの。アンダーサイズとバストトップのサイズを測ってから購入しましょう。
可能であれば、プロに計測してもらって試着して選ぶのが一番失敗しない方法です」
また、正しい着け方は、カップにバストがしっかり入るように着けるのがポイント。
「年齢を重ねて柔らかくなったバストは、脇から無理にお肉をかき集めたりしなくて大丈夫。
お辞儀をして下に向いたバストにブラジャーのカップをしっかりとはめ、起き上がったらバストが流れないように、ストラップで調整しましょう」