簡単!時短!きゅうりの副菜10選|ヘビロテ必至のレシピを料理の4賢人が伝授
大人気料理家4人<料理家・飛田和緒さん、料理研究家・小林まさみさん、料理研究家・上田淳子さん、料理家・堤人美さん>が、今が旬のきゅうりを使った、すぐにできる副菜レシピを教えてくれました。普段ヘビロテするきゅうりの副菜は、どれも驚くほど簡単なのに主役級のおいしさ。きゅうりは塩を振って余分な水を出す工程や種を取る手間を惜しまず行うと、味が薄まらずビシッと決まります!
※材料は特記以外、すべて2人分です。電子レンジは600Wを使用しています。
きゅうりのアンチョビーレモン【小林まさみさん レシピ】
箸が止まらない無限きゅうりは冷えた白ワインと!
<作り方>
【1】きゅうり2本は麺棒で叩いて食べやすく割る。
【2】ボウルでみじん切りにしたアンチョビー3本(15g)、レモン汁大さじ1/2、オリーブオイル大さじ1、こしょう少量を混ぜる。
【3】食べる直前に【2】に【1】を入れて和える。
きゅうりの桜えび炒め【小林まさみさん レシピ】
サッと炒めるだけで桜えびの旨味がジュワッ!
<作り方>
【1】きゅうりは縦半分に切り、2~3mm幅に斜めに切る。
【2】フライパンにごま油小さじ2を強めの中火で熱し、【1】、桜えび大さじ4を入れて炒め、塩小さじ1/3、こしょう少量で味を調える。
きゅうりの梅おかか冷奴【小林まさみさん レシピ】
梅おかかときゅうりを混ぜながらどうぞ。
<作り方>
【1】きゅうり1/2本は5mmの角切りにする。
【2】梅干し1個は種を除いて包丁で叩き、かつおぶし大さじ1、しょうゆ小さじ1/4を混ぜる。
【3】木綿豆腐1/2丁に【1】と【2】をのせる。
きゅうりと蒸しささ身の青じそ和え【上田淳子さん レシピ】
ささ身がしんなり絡み青じそがさわやかに香る!
<作り方>
【1】きゅうり2本は縦半分に切って斜め薄切りにする。
【2】筋を除いた鶏ささ身2本(120g)は耐熱容器に入れ、塩・こしょう各少量、酒小さじ2を振り、ラップをして電子レンジで3分加熱する。2分置き、粗熱が取れたら細かく裂く。
【3】ボウルでレモン汁・オリーブオイル各小さじ2、ナムプラー小さじ1を混ぜ、【1】、【2】、ちぎった青じそ5枚を加えて和える。
きゅうりのヨーグルトサラダ【上田淳子さん レシピ】
カレーのお供にもぴったり!スッキリした夏のサラダ。
<作り方>
【1】きゅうり2本は縞目にむき、2cm幅に切る。玉ねぎ1/4個は薄切りにし、水にさらしてよくもみ、水気を絞る。
【2】ボウルにプレーンヨーグルト大さじ3、サラダ油小さじ2、酢小さじ1、塩小さじ1/2、こしょう少量を入れて混ぜ、【1】を加えて和える。
塩もみきゅうりの豆乳スープ【堤人美さん レシピ】
キムチ入りの韓国風冷や汁そうめんのつけ汁にしても◎
<作り方>
【1】きゅうり1本は塩少量を振って板ずりし、小口切りにする。5分ほど置き、水分を絞る。
【2】無調整豆乳2カップにしょうゆ小さじ1を混ぜ、器に盛り、【1】とキムチ(ざく切りタイプ)40gを加える。
きゅうりと油揚げのみそ和え【上田淳子さん レシピ】
油揚げは焦げ目をつけてカリッと甘いみそと相性抜群!
<作り方>
【1】きゅうり1本は縦半分に切ってから斜め薄切りにする。塩小さじ1/2を振り、5分ほど置き、さっと洗って絞る。
【2】油揚げ1枚はグリルでこんがり焼いて細切りにする。
【3】ボウルにみそ大さじ1、砂糖小さじ1/2を入れて混ぜ、【1】と【2】を加え、手でもみ混ぜる。
きゅうりとあじの白和え風【飛田和緒さん レシピ】
旬の夏の青魚と合わせて手軽な白和えに。
<作り方>
【1】あじの三枚おろし(200g)は細切りにし、塩ふたつまみ、薄口しょうゆ・酢各小さじ1で和え、冷蔵室で30分置く。
【2】きゅうり1本は薄い輪切りにし、塩小さじ1/3を振り混ぜ、20分ほど置く。
【3】豆腐1/3丁は20分ほど水切りする。
【4】ボウルに【1】、水気を絞った【2】、【3】を崩して入れ、軽く和える。
きゅうりのキムチ風【飛田和緒さん レシピ】
おつまみにも、おかずにも、目が覚めるような辛さの虜に。
<作り方>(作りやすい分量)
【1】きゅうり2本は縦半分に切り、種をスプーンでかき出し、3等分の長さに切る。塩小さじ1/2を振り混ぜ、30分置く。
【2】ボウルににんにく・しょうがのすりおろし各1/2片、粗みじん切りにした青じそ5枚、韓国産粉唐辛子大さじ2、ごま油大さじ1、ナムプラー小さじ1、しょうゆ小さじ1/3を入れて混ぜる。
【3】【1】の水気を拭き、【2】で和える。
きゅうりのハーブサラダ【飛田和緒さん レシピ】
好みのハーブをどっさり入れて清涼感たっぷり。
<作り方>(2~3人分)
【1】きゅうり2本は1cm幅の輪切りにしてボウルに入れ、塩小さじ1/2を振り混ぜ、20分ほど置く。
【2】ディルやイタリアンパセリなど好みのハーブ適量を刻む。紫玉ねぎ1/8個は薄切りにし、水にさらして水気を切る。
【3】【1】から水が出たら、軽く水を切って絞らず、【2】、レモン汁1/2個、オリーブオイル大さじ2を加えてよく和える。
教えてくれた人
料理家 飛田和緒さん
シンプルで素材の味を生かした家庭的な料理が人気。海辺の街に夫と娘の3人で暮らすライフスタイルも魅力的。近著に『季節を味わう 保存食手帖』(扶桑社)。
料理研究家 小林まさみさん
アイディア満点な家族が喜ぶ家庭料理が好評。アシスタントの義父・まさるさんとのコンビも素敵。『ホットクックのからだが喜ぶレシピ』(世界文化社)など。
料理研究家 上田淳子さん
フランスの星付きレストランやスイスで修業後、料理研究家に。ヨーロッパ料理に定評がある。『上田淳子のチキンスープ』(グラフィック社)など。
料理家 堤人美さん
出版社勤務の後、料理研究家のアシスタントを経て独立。素材の味を引き出し、野菜をおいしく味わう料理が得意。『野菜は温めて食べる!』(新星出版社)など。
撮影/豊田朋子、寺澤太郎、キッチンミノル
※女性セブン2021年7月29・8月5日号
https://josei7.com/
●きゅうり&なすの即席漬け12品レシピ|1時間で食べられ副菜にも|舘野真知子さん