蒸し暑い季節におすすめ“冷製”パスタ3選|トマトソースの作り置きで簡単アレンジ
冷たい麺がおいしい季節。パスタも冷製にすれば、食欲のないときにもツルッと食べられます。ソースも具材も冷たいから、加熱時間もわずかでOK。パスタの種類も替えればバリエは無限大!
料理研究家で管理栄養士の近藤幸子さんが『基本のソース』に『おかず食材』をプラスしてアレンジできるトマトの冷製パスタを3品教えてくれました。基本のソースは冷蔵庫で4~5日保存できるのでとっても便利。使うおかずの量や組み合わせる食材によってもガラリと違う印象に。簡単作りおきがひと手間で大変身しますよ!
※パスタは1%の量の塩を加えた湯で茹でたものを使用。
※分量は、特記があるもの以外2人分です。
※パスタの分量は、1人分80gを目安にしています。
※スパゲッティは太さ1.4~1.6mmの細めのものを使用しています。
※パスタは袋の表示通りに茹で、流水でしめたものを使用しています。
※電子レンジは600Wを使用しています。
【基本のソース】野菜のトマト煮
冷製にぴったりのさっぱり風味!
<作り方>(作りやすい分量)
【1】玉ねぎ1個、セロリ1/2本、にんにく1片はみじん切りにする。
【2】フライパンに【1】とオリーブオイル大さじ3を入れ、強めの中火で野菜がしんなりするまで3分ほど炒める。
【3】へたを取って4~6等分に切ったトマト3~4個(500g)、塩・砂糖各小さじ1を加え、時々混ぜながら中火で8分ほど煮る。
【アレンジ1】桜えびと青ねぎとコチュジャンをプラス
韓国風の甘辛味に。桜えびで旨みアップ。
<作り方>
野菜のトマト煮11/2カップとコチュジャン大さじ1を混ぜ、スパゲッティを加えてあえる。器に盛り、青ねぎの小口切り4本分と桜えび大さじ2を散らす。
【アレンジ2】生ハムとミックスビーンズをプラス
ハムの塩味で調味料いらず。ショートパスタと相性◎
<作り方>
生ハム8枚は半分にちぎり、野菜のトマト煮1/2カップ、ミックスビーンズ80gとともにファルファッレ(パスタ)とあえる。
【アレンジ3】チキンソテーをプラス
たっぷりチキンで食べ応えのある一皿に!
<作り方>
【1】鶏もも肉1枚は半分に切り、厚みのある部分に1cm幅の浅い切り込みを入れ、塩小さじ1/2とこしょう少量をふる。
【2】皮を下にしてフライパンに入れ、ふたをして強めの中火で3分ほど焼き、裏返してさらに2~3分焼く。
【3】スパゲッティを器に盛り、野菜のトマト煮11/2カップをかけ、食べやすく切った【2】をのせる。パセリのみじん切り大さじ1を散らす。
教えてくれた人
料理研究家・管理栄養士 近藤幸子さん
料理教室を主宰するほか、幅広い媒体で活躍。近著に『「さ・し・す・せ・そ」だけでできる黄金比レシピ』(ワン・パブリッシング)。
撮影/菅井淳子
※女性セブン2021年6月10日号
https://josei7.com/
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