【京都】おすすめ桜とグルメスポット!紫式部が生涯を過ごした廬山寺、『光る君へ』ロケ地・平安神宮なども
世界最古の長編小説『源氏物語』が世に送り出されたのは、平安時代中期のこと。1000年の時を超えて読み継がれる物語を紡いだ紫式部の生涯を描いたNHK大河ドラマ『光る君へ』が話題だ。謎の多い紫式部のルーツを辿るとともに、そろそろ開花を迎える春爛漫の桜とグルメスポットをご紹介します。
『光る君へ』撮影スタートの地ともなった平安京の正庁平安神宮
794年、桓武天皇によって長岡京から平安京へ都が移され、正庁としての機能をもった。1895(明治28)年に平安遷都1100年を記念して桓武天皇と孝明天皇を祭神とし創建され、現在の社殿は1979年に再建されたもの。毎年10月22日には、市民が紫式部や織田信長など時代時代のスタイルに扮して京都の街を練り歩く「時代祭」が行われるなど、京都のシンボルのひとつとして親しまれている。
住所:京都市左京区岡崎西天王町97
参拝時間:6時~17時30分(季節により変動)
拝観料:境内無料、神苑600円
ひと足のばして──。
蹴上(けあげ)インクライン
平安神宮から歩いて15分ほどの場所に位置する桜の名所。琵琶湖疏水で船を運航するために敷設された鉄道の跡地で、線路に沿ってソメイヨシノなど約90本の桜が咲き並ぶ。
グリル小宝
1961年創業の昭和レトロな洋食屋には平日でも開店前から行列ができる。人気メニューのオムライス(1150円)は、牛と豚を半々に使った満足感たっぷりのケチャップライスをしっかり焼いた薄焼き卵でくるんだ王道スタイルで老若男女に愛されている。
住所:京都市左京区岡崎北御所町46
営業時間:11時30分~20時30分
定休日:火曜、水曜
LA VOITURE(ラ・ヴァチュール)
平安神宮のすぐ西側に位置するカフェは、先代である祖母の味を孫娘が受け継ぎ、常連客から観光客まで多くの人が訪れる。タルトタタンはフランスの伝統菓子で、同店ではりんごとバターと砂糖を煮詰めて作るシンプルかつ本場の味わい。季節によって変わるりんごの味わいを楽しむことができる。写真(上)はケーキセット(1400円)。
住所:京都市左京区聖護院円頓美町47-5
営業時間:11~18時(ラストオーダー17時30分)
定休日:月曜、不定休
小林酒店
河原町・花遊小路に位置し、スタイリッシュな店内では角打ちスタイルも楽しめる。京都を中心とした7つの酒蔵から取り揃えた20種以上の日本酒やクラフトビールのほか、旬の素材を使ったおばんざいにも舌鼓。
住所:京都市中京区新京極通り四条上がる中之町565-1
営業時間:13~24時
定休日:なし