ゴムの力で歩行をサポートする世界初のアイテムを記者がお試し!「7年ぶりに杖なしで歩けた」声も
「歩ける喜びをひとりでも多くの人に届けたい」。そんな想いから誕生した歩行筋サポートギア『futto(フット)』。開発を手がけたのは「健康」をテーマに歩行補助具の研究・開発をするYAMADA。ゴムの力で歩行をサポートする『futto』とは、一体どんなものなのか? 実際に記者が試してみた様子をレポートする。
ひとりでも多くの人に歩ける喜びを伝えたい
「加齢により膝が痛くて歩きにくい」「若い頃に比べて歩きづらくなった」。そんな悩みをもつ人に注目なのが、歩行筋サポートギア『futto』だ。
開発者である同社・代表取締役の山田好洋さんは、約40年間医療・介護・スポーツの現場で、身体麻痺の患者やデイサービスに通う歩行が難しい人たちのリハビリに携わる中で、
「歩ける喜びをひとりでも多くのひとに届けたい」という想いから『futto』を開発したという。
ゴムの力で歩行をサポートする『futto』
『futto』は、ゴムの力を利用した歩行補助具として世界初(2022年9月同社調べ)の試みとなり、特許も取得。骨格筋にそって配置された前後左右のゴムが交互に収縮することで、歩行の際に使われる筋肉をサポート。“着る筋肉”というコンセプトだ。
★『futto』で歩きやすくなる3つのポイント
【1】歩くための正しい姿勢を作り出す
『futto』の機能としてもっとも注目すべきなのが骨盤を安定させ、下肢全体をサポートする点。これにより背筋が伸び正しい姿勢を作ることができるという。
また、前傾姿勢を防ぎ、正しい姿勢になることにより、運動効果も高まる。器具自体の重さはたったの280g。装着も難しいことはなく、慣れれば30秒ほどで装着可能だ。
【2】実際に歩行に悩む人の声から生まれた
運動学、解剖学に基づいた理論をもとに、歩行のプロセスを分析して開発されている。 一般的に、歩き始め、着地した時、歩行中など、それぞれの場面によって負荷がかかる筋肉が異なるため、一連の動作をサポートすることは難しいとされてきた。
『futto』は、歩行に悩みを抱える多数の人たちにヒアリングをしながら、製品開発を続け、場面ごとに最も必要な筋肉のサポートができるメカニズムを実現することに成功したという。
【3】ゴムの力で歩行時の筋肉の動きをサポート
歩き始めるとき、腸腰筋(ちょうようきん)を使ってももを上げる。『futto』はこの腸腰筋をサポートし、自然にももが上がる仕組み。また、軸足の安定性も高まって歩きやすくなる。股関節と踵も引き上がるため、つまずきも予防することができるという。
今はまだ…という方にも使って欲しい
愛用者には、「人工股関節で杖が必要だったが、『futto』を装着したら7年ぶりに杖なしで歩けた」などの声も。
また、今はまだそこまで歩行が困難ではないが、脚力の衰えを少しずつ感じている…。そんな人にも『futto』はおすすめ。正しい姿勢で軽やかに歩くためのサポートツールとして活用できる。
たとえば、ウオーキングやランニング、ゴルフ、旅行などなどあらゆる場面で利用可能だ。「ゴルフをするときに『futto』を装着するとスイングが安定し、ラウンドがラクになった」という声も。
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