コインランドリーで布団を丸洗い&ふっくら仕上げる方法を詳細解説【全国の注目店舗8選】
「布団が丸洗いできてふっくら仕上がる!」と全国で人気上昇中の布団専門コインランドリー。一年を通して気温と湿度が高いため布団にダニが発生しやすい沖縄が発祥とされる。敷布団の正しい洗い方を『フトン巻きのジロー 草加稲荷店』主任の藤波なぎささんに聞いた。
アレルギー対策はもちろん 頬ずりしたくなる布団に
「布団のダニは、天日に干しただけでは死滅しません。アレルギー対策には、布団を丸洗いするのが一番。3 か月に1度洗うのがベストですが、乾燥機にかけるだけでも充分効果的」(藤波さん・以下同)
洗濯・乾燥することで清潔感やふっくら感がよみがえるうえ、「ぜんそくが改善した」という声も。
敷布団の洗い方
洗い方の秘訣は、布団の中身がズレないように巻くこと。そして、中までしっかり乾かす!
【1】洗える布団かチェック
「ポリエステル素材や羽毛は◎。昔ながらの綿のわたを使った和布団も洗えますが、素材が繊細で乾燥にも時間がかかります。中心が乾いたかどうかの見極めも難しいので、スタッフに相談すると安心。ウレタンやウールが50%以上の物は洗濯・乾燥で風合いや性能が失われてしまうかもしれません。乾燥のみがおすすめです」
【2】中わたがズレないように巻く
一般的なランドリーでは洗うのが難しい敷布団やキルティング加工されていない布団も、専門店ならではの工夫で洗濯可能に。
「ネットとバンドで敷布団を巻くことで、洗っても中身がズレず、わたがよれたりしません」。
『フトン巻きのジロー』では、スタッフが巻き方を教えてくれる。
【3】洗う
巻いた敷布団を、ふたつに折り、洗濯機に入れる。
「洗濯から乾燥までを一気に行うコース(32㎏・65分・1700円)は手間が少なくすみますが、時短で仕上げたい場合は洗濯のみのコースを使い、その後、乾燥機に移すといいですよ」(洗濯のみは30分・1200円)。
【4】布団専用乾燥機で乾かす
洗い終わった敷布団はネットを外し、専用の乾燥機に移す(5分・100円)。
「この乾燥機を使うことで、乾燥時間が大幅に短縮できます。片面10分の乾燥で約8割が乾くので、その後ドラム式乾燥機へ。空気を含ませて乾燥させれば、ふっくらと仕上がります」。
【5】ドラム式乾燥機で仕上げる
布団専用乾燥機で乾かし過ぎると、ボリュームがダウンしてしまう。ダニや細かいゴミを落としてふっくら仕上げるためにも、最後はドラム式乾燥機(8分・100円)を使い完全に乾かす。
【敷布団】
<Before(洗濯前)>
<After(洗濯後)>
【羽毛布団】
<Before(洗濯前)>
<After(洗濯後)>