眺めるだけ触るだけでOK!1日10分で老眼に効く「魔法の脳トレ」
50代以上の日本人の2人に1人が悩む"国民病"の老眼。近年は、パソコンやスマートフォンの普及によって目に疲労がたまりやすくなり、若くして老眼の症状に悩む人も少なくない。しかし、生活習慣の改善やトレーニングによって予防・対策ができることは意外と知られていない。
最強の老眼回復トレーニングシート
特に、脳を鍛えることで視力を向上させる「トレーニングシート」の効果は抜群だ。その方法を紹介した記事(※)では、「シートを1日5分眺めるだけで、1か月がたった頃から、少しずつ視力が改善されてきた」など大きな反響があった。
→※参照記事:1日5分眺めるだけで 老眼回復!全米で話題、驚異のトレーニングシートが日本上陸
今回は、よりパワーアップしたオリジナルの『最強の老眼回復トレーニングシート』を作成。
ノーベル賞学者が考案した
監修した眼科医の平松類先生が解説する。
「シートのしま模様は、『ガボールパッチ』と呼ばれ、1971年にノーベル物理学賞を受賞したデニス・ガボール博士が考案したものです。シートにランダムに並ぶしま模様を目で追いながら同じ模様を見つけていく訓練をすることで、脳の画像処理能力が向上し、結果として視力がよくなります」
●『最強の老眼回復シート』のやり方
いちばん右上にあるしま模様を見て、同じ模様のペアを探す。見つかったら、右上から1つ下にあるしま模様を見て、ペアを探す。1列終わったら、隣の列の1番上へ。繰り返し行い、すべてのしま模様を見終わったら終了。
※明るい部屋でシートを目から30㎝話して。メガネやコンタクトレンズはつけたままでよい。
目と指の動きを連動させて脳も活性化する
加えて、目と指の動きを連動させて脳を鍛える画期的なトレーニング『3Dナンバータッチ』も同載。
●『視力向上3Dナンバータッチ』のやり方
さまざまな大きさや色で図形の中に描かれた1から50までの数字を、顔を動かさずに目だけで追いながら、指でさしていく。制限時間内にすべて数え終えれば終了。
視力回復に関する研究を行う施設「ビジョングループ」創業者で、『3Dナンバータッチ』を開発した中川和宏氏が解説する。
「数字を指差す手の運動と、目を小刻みに動かす眼球運動を組み合わせて脳を活性化させます。声に出して数字を数えたり、50から1の順にさかのぼったり、奇数や偶数だけを数えたりと、バリエーションをつけてトレーニングすることでさらに効果が出ます。1日3回、ゲーム感覚で行ってみてください」
継続は力なり! 今日から早速始めてみたい。
※一番上にある老眼回復トレーニングシートの答え。マークの形と色が同じものがシートでもペアになっている。
撮影/平野哲郎
※女性セブン2018年11月29日・12月6日号
●1日5分眺めるだけで 老眼回復!全米で話題、驚異のトレーニングシートが日本上陸