全身がんの樹木希林を支える!娘が選んだ「別居介護」の明暗
カンヌ国際映画祭で最高賞の“パルムドール”を獲得した是枝裕和監督(55才)の『万引き家族』。この作品で、万引きで生計を立てる一家のまとめ役を演じたのが樹木希林(75才)だ。
3泊5日のスケジュールでカンヌを訪れた樹木の横には、長女の内田也哉子(42才)の姿があった。2004年に乳がんを患っていることが発覚し、その後、腸や副腎などにも転移していることがわかり、自ら「全身がん」を宣言した樹木につきっきりで、面倒をみているのが也哉子なのだ。
也哉子は1995年に本木雅弘(52才)と結婚。2012年には長女のイギリス留学をきっかけに、一家で生活の拠点をイギリスに移したが、也哉子は「別居介護」を選択したという。つまり、本木や子供たちがイギリスで生活する一方で、也哉子は日本にとどまり、「最期は自宅で迎えたい」と希望する母・樹木希林の介護をするというわけだ。