兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし【第85回 悪夢の翌朝】
若年性認知症の症状が進んできた兄の「排泄」問題“コップにオシッコ”や“ベランダで小便小僧”など…は、妹のツガエマナミコさんを悩ませてきたが、ついに“ウンチ事件”が発生!深夜の浴室、洗面所で見つけた惨状にツガエさんは大ピンチ…!?
「明るく、時にシュールに」、でも前向きに認知症を考えます。

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「だけど涙が出ちゃう…」
認知症介護と排泄物処理は切っても切れない関係です。元気で朗らかで、普通の人のようで、しっかり歩けるからといってトイレで排泄ができるとは限らないのです。
兄が深夜に脱衣所で脱糞した、前回の続きです。
兄の足をシャワーで洗い、「おやすみなさ~い」と兄を自室に戻したあと、わたくしの仕事は本番です。脱衣所の片隅にポテリポテリと落ちているゆるウンチとともに兄が拭き散らかして広がった床の黄色い汚れを、洗剤を使って何度も拭き、さらに水拭きしたあと、現代の必需品、除菌スプレーをバンバンかけまくりました。
そして兄のブツ付き靴下を取り急ぎ下洗い、