「生命線」で体質と注意すべき疾患を見る|免疫力が弱い、高血圧、関節痛…手のひらで健康チェック!
東洋医学では体調の良し悪しが手のひらの線やしわ、色などに表れると考えられている。その中でも主要三線のひとつ「生命線」を見れば生まれもった体質と、疾患がわかるという。自分に当てはまる線があるかどうか見てみよう。
【生命線】生命力、免疫力の強さを見る
手相占いでは寿命やバイタリティーを見るが、手相診では体質、体力、免疫力などの体の基本的な生命力を見る。いまの健康状態を知ることができ、体質改善の目安にもなる重要な線。
■基本の「生命線」
→「感情線」を見れば体質と注意すべき疾患がわかる!|あなたの手のひらはどうですか?
「体質」と注意すべき「疾患」をチェック!
線の長さや、見た目に問題点が浮き出ているという。自分に当てはまっているものがあるか確認してみよう。
【生命線が短い】
手首近くまで伸びていない場合は免疫力が弱く、難病にかかりやすい体質を示す。スタミナや体力不足気味だが、鮮明な線ならば心配無用。短くても短命なわけではない。
【末端が2つに分かれている】
末端の分岐は下半身の血流が不充分なことを示し、腰痛や足腰の関節痛の可能性が。線が複雑に分かれていれば下腹部にある泌尿器や生殖器の機能失調を示している。
【途中で切れている】
著しい体調変化の痕跡を示しており、切断箇所が起点に近いほど過去、手首に近いほど最近の不健康を示す。両手ともに切れている場合、病気の可能性が高いため医師の診察を。
【くさり状になっている】
線全体がくさり状なら、体力が低下して体調が不安定、免疫力が弱っている状態を示す。ウイルスや病原菌に対する抵抗力が弱いため、日頃から注意が必要だ。
【カーブが大きい】
極端なカーブを描いている場合、高血圧や高血糖、高脂肪に注意が必要。カーブが小さい場合はスタミナ不足を示し、心肺機能が虚弱で疲労しやすい体質といえる。
→「頭脳線」で見る注意すべき疾患|認知症、うつ病など脳トラブルの線は…
教えてくれた人
松岡佳余子さん・アジアン・ハンドセラピー 協会理事
取材・文/山下和恵 イラスト/いばさえみ、Getty Imeges
※女性セブン2021年1月21日号
https://josei7.com/
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