美味しい”おでん”を食べよう…基本のレシピと3つ味変トッピング
冬の食卓を飾る風物詩「おでん」。作るのが簡単なので何度も登場させたくなりますが、ご飯に合わない、飽きるなどと家族から不評を買うことも…。そこで、毎日食べても飽きない7種のおでんを国際中医薬膳師の大友育美さんが提案。日曜からデイリーでお届けする。1品目は、基本のおでん。薬膳効果のあるトッピングで味変すれば、健康効果もアップして飽きずに食べられますよ。寒い季節こそ、具材たくさんの温かいおでんを食べて免疫力を高めましょう!
※電子レンジの加熱時間は600Wの場合。500Wは2割増し、700Wは2割減に。
基本のおでん(4人分)
休日に多めに作って保存を!味をなじませるともっとおいしい!!
<作り方>
【1】大根300g(約1/4本)は、2cmの厚さに切って皮をむく。耐熱ボウルに入れ、ひたひたに水を加えたらラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。別の鍋で、ゆで卵4個を作り、殻をむく。
【2】あく抜き済みのこんにゃく小1枚(130g)、はんぺん1/2枚は4等分の三角形に切る。焼きちくわ1本は4等分の斜め切りにする。
【3】鍋に、和風だしの素小さじ1と水2カップ、【1】の大根、【2】のこんにゃくを入れたら、蓋をして15分煮る。煮立ったら弱火にする。
【4】【3】に【2】のはんぺんと焼きちくわ、【1】のゆで卵を加え、しょうゆ小さじ2、塩小さじ1、みりん大さじ1を入れて、さらに5分煮る。
→コンビニおにぎりで和風リゾット|コンビニ食材で1週間ランチ【日曜】
トッピングで味も健康効果も変わる!
●しょうがみそ 効果:体を温める
おろししょうが・砂糖・水各小さじ1、みそ大さじ1を混ぜる。
●梅おかか 効果:のどの腫れや痛みの緩和、疲労回復、整腸作用
種を取った梅干し1個を叩き、かつおぶし2パック、しょうゆ小さじ1、砂糖ひとつまみを混ぜる。
●とろろ昆布 効果:むくみ、目の充血、イライラを鎮める
市販のとろろ昆布を適量加える。
教えてくれた人
フードコーディネーター・薬膳料理家 大友育美さん
国際中医薬膳師。家庭で手軽に作れる薬膳レシピに定評がある。近著に『おくすり晩酌』(ワニブックス)など。
撮影/菅井淳子 調理・スタイリング/大友育美 取材・文/村重真紀
※女性セブン2020年12月10日号
https://josei7.com/
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