免疫機能を調整・アップする!きのこ類・いも類の「おみそ汁」レシピ
昔から、日本人の食生活の基本である“一汁三菜”を支えてきた「みそ汁」。新型コロナウイルス感染を予防するため、自身が持つ免疫力の向上が必要とされるいま、善玉菌を豊富に含むみそ汁に注目が集まっています。私たちの生活に馴染み、手軽に作れておいしい“日本のソウルフード”を毎日の習慣にしてみませんか?
免疫力に詳しい医師・石原新菜さんの解説を元に、スープ料理が得意な料理研究家・有賀薫さんが、旬を味わえるおいしい組み合わせを提案してくれました。
→みそ汁で食べる健康習慣を!免疫力を高める食材で作る【みそ汁レシピ
きのこ類の入ったおみそ汁
「しめじ、えのきたけ、まいたけなどのきのこ類は免疫機能を調整する働きがあり、ビタミンDが豊富です」(石原さん、以下同」。
ビタミンBも多く含まれ、風邪やインフルエンザ、高血圧などの生活習慣病を予防する効果も。
●えのきたけと豆腐の豆乳みそ汁のレシピ
みそ×豆乳でまろやかな優しい味!レンチンで作れるクリーミーなみそスープ豆乳イソフラボンで美容効果も 。
<作り方> (1人分)
【1】えのきたけ1/2個は根元を切り落とし、半分の長さに切る。豆腐小1丁(150g)は大きめの角切りにする。
【2】耐熱容器にみそ大さじ1 1/2を入れ、豆乳(無調整)1カップのうちの少量を加えて溶きのばす。【1】を入れ、残りの豆乳を注ぎ、水1/2カップを加える。
【3】電子レンジで約2分半~3分加熱する。器に盛り、小口切りにしたあさつき少量を散らす。
●まいたけと叩きごぼうと煮干しのみそ汁のレシピ
煮干しのだしで旨みたっぷり!滋味深い味わいでまいたけとごぼうが香るビタミンDが豊富な煮干しも一緒に。
<作り方>
【1】ごぼう1/2本は皮を洗い、麺棒で軽く叩き5cm長さの斜め切りにする。まいたけ1/2パック(80g)は食べやすく裂く。煮干し中5~6尾は頭を取ってから縦半分に裂き、内臓を取る。【2】鍋に水3カップと煮干しを入れて30分浸けておき(時間がない場合はそのまま煮てOK)、ごぼうとまいたけを入れ、中火で10分ほど煮る。
【3】ごぼうに火が通ったら火を止め、少し冷ましてからみそ大さじ2を溶き入れ、軽く温める。器に盛り、好みで粉山椒少量を振る。
●さば缶ときのこのしょうがみそ汁のレシピ
さば缶でボリュームも満点!好みのきのこを使ってOKしょうがパワーで体ポカポカ免疫力アップ!
<作り方>
【1】しめじ1/2パックは石突きを取り、食べやすい大きさに裂く。エリンギ大1本は食べやすく切る。しょうが30gは薄切りにし、少量を飾り用に千切りにする。
【2】鍋に水2 1/2カップ、きのこ、しょうがの薄切りを入れて中火にかけ、沸騰したら弱火で2分ほど煮る。さば水煮缶1缶を汁気を切って加える。
【3】さばが温まったら火を止め、少し冷ましてからみそ大さじ2を溶き入れ、軽く温める。器に盛り、しょうがの千切りをのせ、好みで七味唐辛子少量を振る。
→新しょうがで甘酢しょうが、しょうがシロップ、紅しょうがを作ろう!|おいしく保存、レシピも紹介|飛田和緒さん