はじめての家庭菜園|ベランダでもできる簡単な種&苗の植え方
おうち時間をさらに楽しむために、家庭菜園をはじめてみませんか?ベランダでもできる、野菜やハーブなどを選べば初心者でも大丈夫。育てやすい種や苗の植え方のコツをプロが伝授します。
植物の成長を楽しみながら、毎日を過ごしましょう!
→家ごもりをエンジョイ!ベランダ菜園入門|野菜&ハーブをプチ自給自足
種のまき方、苗の植え替えで成長に差が出る
「野菜やハーブの種は科によって異なる特性を持つため、それぞれに合った環境を作ることで発芽しやすくなります」
と野菜ライフスタイリストで編集者の伊嶋まどかさん。光を好む植物は種まきの際、種が埋まらないように土を薄くかける。
「苗を植え替える際は根を傷つけないようやさしく。根が広がるよう土をほぐすときも注意を」(伊嶋さん・以下同)。
基本のまき方1:キク科・セリ科 日光に当たりやすいよう被せる土は少なめに
リーフレタスなどのキク科、三つ葉などのセリ科は日光により発芽が促進される。種まきの際、土は薄く被せる程度にする。
●リーフレタス
鉢サイズ:小型~標準
種まき:4~5月 収穫:5~6月
【種の特長】
小さな縦長。軽いのでバラまくようにまく。
ステップ1
水で湿らせた土の表面に、手やシャベルで浅く凹凸をつける。種が重ならないよう、パラパラとバラまく。
ステップ2
種が見え隠れする程度に上から土をかける。「小さいスプーンを使うと、土が薄くかかりやすいですよ」。
ステップ3
種が流されないよう、霧吹きで水やりをする。土全体がまんべんなく湿るくらい。
5日後
ついに発芽!
30日後
10日程で葉が密集してきたら、3cm程間隔を空けるように間引きをする。さらに葉が3~4枚に成長したら、隣同士の葉が重ならないようにさらに間引く。30日程で収穫可能。