地域に開かれた拠点で「その人らしい暮らしを」『特別養護老人ホーム代田の家』オープン<東京都世田谷区>
入居者の「その人らしい暮らし」の実現を目指し、居宅に近い生活空間を提供する地域密着型の特別養護老人ホーム『特別養護老人ホーム代田の家』が世田谷区代田にてオープンした。
「最期まで自分らしく暮らせる場所」を目指すこれからの福祉拠点
『代田の家』は、入居者の「その人らしい暮らし」の実現を目指し、ユニットケアを基本とした生活空間を提供する地域密着型の特別養護老人ホームだ。これからの超高齢社会における「最期まで自分らしく暮らせる場所」として地域福祉の持続的な基盤づくりに寄与することを目指している。地域との繋がりを大切にし、近隣住民やボランティアの人々と協働する開かれた施設運営が魅力だ。
また、今後は地域の高齢者や家族向けの介護相談・交流イベント・介護者支援プログラムなども展開予定。施設内に設けた地域交流スペースは、世代や立場を超えた出会いと支え合いの場として活用し、「地域共生社会」の一助となる取り組みを推進している。
さらに、奉優会が長年培ってきた介護実践のノウハウや人材育成の仕組みを活かし、本施設をモデル拠点とした人材育成や地域福祉の担い手づくりにも力を入れている。
多職種が連携し「その人らしい暮らし」をサポート
『代田の家』では、介護職・看護職・生活相談員・機能訓練指導員・栄養士など、多職種が日々のケアにおいて密に連携し、一人ひとりの暮らしに寄り添った支援を実施している。ユニットごとに担当スタッフが常に生活の変化を見守り、医療との連携やリハビリテーション、栄養管理も含めた総合的なケアを提供。入居者の「できること」を引き出し、「その人らしい暮らし」を最後まで支え続ける。
利用者の“暮らし続けたい”という想いに寄り添う『優っくり看護小規模多機能介護代田』
同施設には、「通い」「訪問看護・訪問介護」「泊まり」のサービスを組み合わせ、利用者の状況やご希望に柔軟に対応する『優っくり看護小規模多機能介護代田』も同時にオープンした。看護師が常駐し、医療的ケアにも対応。介護職とともに、日々の体調管理や生活支援を連携して行うことで、「その人らしい暮らし」の継続を支えている。
地域に根差し、人生の最終章を心穏やかに過ごせる「暮らしの場」である『特別養護老人ホーム代田の家』。いつまでも自分らしく在りたい人の選択肢にいかがだろうか。
【データ】
特別養護老人ホーム代田の家
https://www.foryou.or.jp/corp1/daitanoie/
開設日:2025年5月1日
施設タイプ:特別養護老人ホーム
住所:東京都世田谷区代田1丁目21番11号
料金:公式WEBサイトを参照
※社会福祉法人奉優会の発表したプレスリリース(2025年5月1日)を元に記事を作成。
図表/社会福祉法人奉優会提供 構成・文/秋山莉菜