『源氏物語』が生まれたという滋賀・石山寺。境内の西側には紫式部の像が建てられ、近くには八重桜が美しく咲く
石山寺は月見の名所としても知られ、近江八景のひとつである「石山の秋月」に描かれる月見亭からは琵琶湖、瀬田川を一望できる。春には眼下に桜が咲き誇り、いまの季節は梅が見頃に
西国三十三所巡礼観音霊場の第十三番札所でもある石山寺の本尊は、安産・福徳・縁結びに霊験あらたかな観音様として昔もいまも多くの人が厚く信仰する。本堂は滋賀県最古の木造建築物として1096年に再建された
丹波大納言小豆の蜜漬けとくるみをやわらかな餅で包んだ「たばしる」とおうす(抹茶)のセット(770円)でほっと一息
しじみの釜飯に季節のおばんざいが4種ついた「元祖志じみ釜飯」(2800円)は琵琶湖の幸を一挙に楽しめる。うなぎ蒲焼き(600円)、近江牛ロースト(600円)などを追加でセットにすることも可能
「できたての釜飯は格別です!」(店長・井上貫太さん)
「大河ドラマ『光る君へ』紫式部 桜の香りのお線香」(1320円)
境内には、1000本を超えるソメイヨシノや山桜、しだれ桜が咲き誇る桜の名所で、特に参道沿いは圧巻。夜にはライトアップもされ(期間限定)、幻想的な夜桜が広がる(写真/アフロ)
通年を通していただけるあずきや抹茶のほか、季節で異なる味を組み合わせて楽しんで。おはぎ3個セット(飲み物つき・1200円)、写真はあずきとナッツと抹茶
1個からテイクアウトもでき、6個セットにすれば出ている全種類を堪能できる(1500円)
紫式部が『源氏物語』を執筆するに至るまでのストーリーを映し出す
越前和紙を使って紫式部や父の姿を再現した和紙人形も